AWC 態と音   永山


        
#1681/1729 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  21/01/17  19:50  ( 29)
態と音   永山
★内容
“ワクワクハラハラ”>
 昨日、ポイントサイト用の検索をしていてたまたまヒットした「まとめ」に、“ワク
ワクハラハラ”という言い回しが出て来て、ワクワクとハラハラは相反するものだとい
う文脈で語られているのだけれども。
 そもそも“ワクワクハラハラ”と続けて使うことがあるのかいなと改めて検索してみ
たら、希にあるようで。“ワクワク・ハラハラ・ドキドキみ”たいな形で列挙している
のを除けば、かなり少ないですけど。
 で、私は“ハラハラドキドキ”か、“ドキドキワクワク”(前後が入れ替わる場合も
あり)だけだと思っていたので、ちょっと意外に感じたです。“ドキドキ”は胸の高鳴
り、鼓動がはやくなる様を擬態語(擬音語?)で表現したものだから、“ワクワク”と
“ハラハラ”どちらともセットになり得る。“ワクワク”と“ハラハラ”は「まとめ」
にもあった通り、相反する表現なのだから組み合わせても、“ハラハラドキドキ”や“
ドキドキワクワク”と同じ扱いにはならないのは自明のはず。なのに組み合わせて、恐
らく“ハラハラドキドキ”“ドキドキワクワク”と同じニュアンスで使っている人がそ
おれなりにいる……。
 今のところシンプルな誤用だと思うんですが、もしも定着するような動きが見られた
ら、どういう意味を持つ言葉にする(なる)んだろ。「ときにワクワク、ときにハラハ
ラする展開のこと」とか?

 あと、上にも記しましたが、“ドキドキ”は擬態語なのか擬音語なのか、判断しかね
ています。
 たとえば“どんどん”は、「雨がどんどんひどくなる」のように使えば擬態語、「太
古がどんどん鳴っている」だと擬音語と言える(はず)。
 “ドキドキ”はそのような複数通りの使い分けができるものではなく、「胸がドキド
キする」「心臓がドキドキする」の系統に絞られると思います。この場合、「どっくど
っく」と心臓の脈打つ音を耳で聞いている感じからすると、擬音語と言えそうだけど、
必ずしも音が聞こえているとは言い切れない気もする。

 ではでは。




 続き #1688 偶然か必然か らいと・ひる
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