#1653/1683 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 20/12/21 20:41 ( 24)
みかかしらそらもら 永山
★内容
AWC大賞の告知、ありがとうございます&お疲れ様です>祭さん。
タグはなるほど、そう来たんですね。(^^)
小説投稿サイト四つ回って、試みに「ちてそ」で作品検索してみたら結構ヒットする
ので少なからずびっくり。蓋を開けてみれば、あらすじに「落ちてそう」「落ちて、そ
して」みたいな文章があればヒットするようになっているのね。
スカパー!お試し期間を利して録画しておいた「二重裁判」を視聴。ネタバレ注意で
す。
原作は小杉健治の同名小説で未読です。一九八六年頃の作品で、その年のベストテン
ミステリ的なランキングでは八位に入り、ドラマ化も三度されているという結構評判が
いいです。当然、このドラマ(二〇〇九年TBS)にも期待していました。
序盤〜前半はやたらテンポよく進む。主題がはっきりしているためでしょうけど、あ
まりに早くて軽い印象を受けた。中盤から後半は重厚になったというよりも、物語をま
とめるための情報量が段々増えていき、それに伴って役者の台詞量も増えて早口になっ
たような。出演者も比較的若い面々が揃っているせいか、どうしても軽さが感じられ、
結局のところ、終始、題名やあらすじから受けた印象とは異なっていたなあ。
主人公や弁護士による調査がだいぶ省略されていたのか、犬も歩けば棒に当たるじゃ
ないけれども、手掛かりが向こうから勝手に飛び込んでくる感じ。この点も期待した重
厚さをなくす要因かもしれず。
あと、二〇〇九年制作の割に、携帯端末を使用するシーンがなかった気がする。原作
に忠実だったのかしらん?
ではでは。