AWC ストーリーをどれほど端折ろうとも   永山


        
#1638/1683 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/12/07  17:20  ( 73)
ストーリーをどれほど端折ろうとも   永山
★内容
  WOWOWのドラマ「夜がどれほど暗くても」第三回放送を録画視聴。ネタバレ注意
です。
 奈々美を助けた際に怪我を負った志賀は病院で診察を受け、あばら骨にひびが入るな
どしていたと分かる。病院まで着いて来た奈々美に、いじめをなくしたいからあのいじ
めてきた生徒の名前を教えて欲しいと頼むも、拒まれる。まだ理解を得るにはほど遠い
状況だ。
 帰宅した奈々美は、父の部屋が荒らされていると気付く。空き巣が入ったのは明らか
だが、どうして父親の部屋だけが? 殺されたことに関係があるのだとしたら健輔は犯
人ではないのではないか。担当刑事の長澤に疑問をぶつけるがはぐらかされてしまう。
 志賀は奈々美の高校を訪ね、暴行を受けたことを盾に学校側を動かし、いじめてきた
女子生徒と面会することに成功する。いじめるようになったきっかけを聞くと、最初は
奈々美のことをかわいそうだと同情していたのに強い拒絶にあい、果ては余計ないこと
をしないでくれとどやされ、これで我慢ならなくなったという。その原因は息子の犯行
だと認めようとしない自分にあると思う、そう告げた志賀は、女子生徒らに奈々美へ手
を出さないように頼み、どうにか承知させる。そんな女子生徒らから、奈々美の家に空
き巣が入ったことを聞いた志賀は、その足で警察署に向かった。
 志賀は、押収された健輔の私物で証拠品以外の物を早く返して欲しい、という名目で
長澤刑事を呼び出した。長澤はもう少し掛かる、終わったらこちらから連絡するとだけ
言って戻ろうとする。その背中に志賀は、奈々美宅に空き巣が入ったのは殺人事件と関
連があるのではないか、健輔は無実の可能性が出て来たからこそまだ送検されないので
はないかと、本題をぶつけた。長澤は曖昧に返事。食い下がろうとする志賀に、憶測だ
けで記事を書いて、傷つけられた人が死を選ぶことだってあるのにそこのところあんた
ら分かって書いているのか!と怒りを露わにした。
 志賀は健輔に関する記事を隅から隅まで読み直し、いかに憶測で書かれているかを改
めて痛感する。と同時に、健輔の無実を信じて事件を調べ直すことを誓った。月刊時流
の仕事として事件の調べ直しを進言した志賀だが、編集長に却下される。それならばと
志賀は有休を取って自力で調べると宣し、編集室を去った。そしてかつて所属した週刊
時流の編集長に頼み込み、己を取材させるのと引き換えに、井波と共に事件の洗い直し
に取り掛かる承諾を得た。
 志賀は健輔と親しかったゼミ仲間から話を聞きたいと希望するが、井波はこれまでに
もアタックしたが取材を受けてもらえていない。みな、希久子を慕っており、彼女を殺
した健輔についてしゃべりたくないようだったという。そんなところへ父親である志賀
が言っても話せるとは思えない、袋だたきにあうのが落ちだと井波。それでこそ本音が
聞けると、志賀は大学へ出向いた。大学職員に正面切って頼んだがゼミ生らとの面会は
当人らが拒んでいると言われた。それならばとゼミ生の集まる部屋に強引に入り、直談
判。成り行きで話を聞く状況に持ち込む。するとゼミ生は全員、程度の差こそあれど健
輔が希久子を殺したとは信じられないでいる様子。健輔は希久子に恋愛感情を抱いてい
たのではなく、研究者として尊敬していたように見えていた。一番感情的だった女子学
生も信じられない気持ちはあったが、報道を見聞きして自分達の知らない裏の顔があっ
たのではと信じるようになっていたのだ。
 志賀と井波はさらに、健輔と親しかった女子学生に接触。志賀は健輔と口論が発端で
ほぼ絶縁状態のまま永遠の別れを迎えてが、その実、健輔は己の言い過ぎを反省して父
との仲の修復を臨んでいた――そう知らされ、救われた志賀。一方、事件絡みでは健輔
がルークという留学生のことを心配していたという。ルークが働いていたオキドリとい
う店は、バイトテロが起きてニュースになっていた。
 志賀は自宅マンションの前に姿を見せた奈々美と再び話をし、わずかながら理解して
もらえた。加えて、ルークという留学生について、奈々美は父親が電話で話をしていた
のを覚えていた。
 警察も留学生やバイト照れ路の選を嗅ぎつけつつあった。アジアンパワーという派遣
会社が派遣した留学生達が、方々の職場で一ヶ月の内に七件のバイトテロを起こし、ア
ジアンパワーは派遣会社としての認可を取り消されていた。同社の社長は監査役で認可
取り消しを決めた星野隆一に再調査を頼んでいた。しかも隆一は味方をしてくれていた
らしい。バイトテロは何者かが仕組んだものではないかという可能性が浮かび上がっ
た。アジアンパワーが認可を取り消され、空いた枠に留学生を送り込んでいたのはセン
トラルワークという新興の派遣会社だった。そのトップ、小田切を直撃する長澤ら刑
事。だが、小田切は証拠を持って来いと不敵に笑うのであった。
 志賀は健輔の下宿を調べ、ルークに日本人の彼女がいたことを掴む。その女性のバイ
ト先で張り込み、現れたルークを問い質そうとするも気付かれて逃亡を許す。その上、
ルークは逃げる途中で交通事故に遭ってしまった。
 ――以上が第三回のあらすじになります。かなりざっくりと間引いて書いたんです
が、それでもこの情報量。詰め込みすぎのせいなのか、次回の第四話で最終回となって
いる。ほんとに終わるのか心配になるな〜。
 健輔犯人説を絶対的に推していた長澤がいつの間にか揺らいでいる。何をきっかけに
心変わりしたのか、分かりづらかった気がする。
 奈々美役の俳優さんが他の主要キャラクターの俳優に比べると、やや格落ちの印象を
受けていたのですが、今回は被害者遺族の感情をうまく表現していたように思います。
該当シーンのためにこの俳優さんを選んだんじゃないかってくらい。
 ついでに、配役についてもう一つ。WOWOWのプログラムガイドでは、志賀(上川
隆也)と井波(加藤シゲアキ)のダブル主演ぽく載せているんですけど、ここまで見て
きた限りでは主役は志賀で、井波は目立つ脇役の一人って感じです。最終回で存在感を
増すのか?

 ではでは。





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