AWC 癖強俳優多数出演   永山


        
#1594/1636 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/11/02  18:31  ( 74)
癖強俳優多数出演   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「セイレーンの懺悔」第三回をWOWOWオンデマンドで視聴。
ネタバレ注意です。
 刑事の宮藤は取材に来た朝倉に、あんたの過去の経緯を聞いたことを告げる。朝倉の
妹が同級生のいじめを受けて自殺したが圧力によっていじめが隠蔽された、そのこと自
体は警察の人間として遺憾に思うが、だからといって私怨で取材するのはやめろ、目が
曇って真実が見えなくなるからと告げる。朝倉自身は目が曇っている自覚などなく、会
話は平行線を辿る。
 死んだ綾香の父親が、朝倉に取材したいじめ証言の内容を教えて欲しいと言ってき
た。現時点では教えることはできないと断る朝倉に、綾香の父は仕事を辞めたと打ち明
け、徹底的に闘う決意を示す。
 同僚の里谷は他局の三島が兵頭から情報を得ながら、そのネタについての報道を一切
していないことが気になり出していた。また、綾香が事件当日、いじめグループに囲ま
れるようにして校門を出ていったと証言していた女生徒・生方から連絡をもらい、出向
いてみると、「証言したのが私だということが絶対にばれないようにしてください」と
いう念押しだった。これにも引っ掛かりを覚えた様子の里谷。さらにもう一点、兵頭が
いじめグループの報道を再開しろと言い出した。圧力を受けて取り止めたのに何故今に
なってと問う里谷に、「よそであれだけ数字(視聴率)取られちゃうちでもやらない訳に
いかん。俺が責任を取るから」との返事。疑いの眼を向ける里谷に兵頭は「うちの番組
のせいで局長が微妙な立場に立たされている」と告げる。スクープを飛ばす一方で、仲
田未空の自殺未遂が起きたため、スポンサー数社が降りようとしているらしい(なお、
朝倉の妹の自殺の件で唯一真実を伝えようとがんばってくれた当時の報道記者が局長。
朝倉は局長を尊敬している)。
 その説明を聞きながらも兵頭を信用しきれない里谷は、朝倉にも忠告を発する。「兵
頭には気を付けろ。何か企んでいるのかもしれん」と。
 翌日、捜査本部から新たな記者発表があるとの知らせが入る中、赤城を尾行する朝
倉。記者発表の内容は容疑者を特定、逮捕する旨かもしれない。赤城は荷物を持ってお
り、もしかすると高飛びする気か? 赤城との距離を詰めた朝倉は相手に気付かれ、口
論から押し問答になる。殺害を否定した赤城は「綾香の方からちょっかいを出してき
た」と主張する。
 その頃、記者発表が行われ、容疑者の逮捕が告げられた。それは赤城達のグループと
はまったく別、杉浦という男をはじめとする四人のグループで、その中の一人が綾香と
中学時代の同級生で今も連絡を取り合っていた。だが些細なことでトラブルとなり、綾
香を死なせてしまったという。一方、赤城らにはアリバイがあった。彼らがそれを主張
しなかったのは、アリバイが別の犯罪――美人局だったため。朝倉が録音に製鋼した赤
城達の会話も美人局の件についてだった(綾香が美人局をたまたま目撃し、録画、それ
をネタにいじめをやめるように逆脅迫していた)。
 とにかく、朝倉達は世紀の大誤報を流してしまったことになった。校門を一緒に出て
いった云々の証言は生方の嘘だと分かる。生方は仲田未空に恨みがあり、警察から疑わ
れるように仕向けるため、嘘の証言を朝倉に話した。
 ことの責任を取らされる形で朝倉は関連会社への出向の辞令が出た。里谷は戦力にな
るので残されるが、兵頭には不信感しかない。というのも、朝倉が過去に妹の自殺の件
でいじめ加害者の女子生徒に暴行(実際は階段上での口論から偶発的に相手が転げ落ち
ただけ)したとの話が世間に出ており、そのタイミングから言って兵頭が三島から引き
換えにもらった情報とはこれで、兵頭自身が表に流したとしか考えられなかった。兵頭
は否定するも、朝倉の暴走を検証する番組を作って視聴率を稼ごうと画策していた。
 そんな最中、綾香の父親が高校に乗り込み、いじめを認めるように校長らに詰め寄っ
ていた。その場に呼ばれた朝倉は、高校側が綾香の死といじめグループとは無関係だっ
たからといじめ問題自体もなかったことにしようとしていると知る。謝罪を促す朝倉だ
ったがその言葉を遮って綾香の父親が言う。「謝罪なんていらない。誠意を見せろ」と
金銭の要求を匂わせたのだ。
 誤報の件で三島の直関取材を受けた朝倉は、オフレコで「同じネタを掴んでいた私は
助かって、あなたは失敗した。その差は何か分かる? ジャーナリストとして仕事をし
ていなかったから。私怨で記者をやっているあなたと違って私は報道に命を賭けてい
る。報道をなめるな」と言い放った。
 宮藤刑事は事件の幕引きにためらいを覚えていた。綾香のスマホが未発見のままで、
犯人が持ち去ったと思われていたが、逮捕した四人の誰もスマホを持ってはいなかっ
た。この事件にはまだ何か裏があるのか。
 ――今回のあらすじは以上のようなところで。長い。(^^;
 今回は盛りだくさんというか盛り込みすぎ。展開もジェットコースター的で追い掛け
るだけで疲れた。
 もちろん面白くなくはないんですが、殺人を犯したグループがまったく別だったとい
うのは、いささか唐突だったなと。疑われていたグループの方にアリバイがあることを
は示唆されていましたが、その具体的な内容には触れられず警察による裏付けなどの様
子も描かれなかった。それもこれも今回のひっくり返しのためだというのは理解できる
ものの、マスコミの誰も真犯人グループの尻尾さえ掴めていないなんてあり得るんだろ
うか。実際に起きた長野のサリン事件初期報道みたいに、他の可能性にはまったく目が
向かない事態になっていたのか?
 兵頭のあからさまな悪玉っぷりは思っていた通りだけど、こんなのが上司で他の局員
はよく着いて行くなあ〜。(--;
 他方、今回初めて“毒”を見せたのが綾香の父親。演じるのが甲本雅裕なので、何か
あるんだろうなとは想像していました。ベタと言えばベタな豹変ですが、成り行きが楽
しみ。

 ではでは。





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