AWC こりとこころのこり   永山


        
#1547/1585 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/09/24  20:02  ( 32)
こりとこころのこり   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人」第六シーズン第八話を録画視聴。ネタバレ
注意です。
 予告映像を見て裁判員制度が絡んでいるのものと想像していましたが外れ。そして期
待していたような法廷物でもなかった。法廷で行われるいつもの謎解きって感じに終始
して、ちょっと残念。
 事件の構図は凝った内容でした。序盤の時点で立てた予想(自首した元警察官の息子
こそが真犯人)が、開始三十分足らずで若手刑事によって言及されるものだから、ああ
これは違うんだなと分かる。(^^;
 そして意外な黒幕(検事が犯人)が明かされる訳ですが、ここに強引さというか手順
の荒っぽさが見られて、これまた残念。
 失言一つで検事を犯人と想定し、他の証拠は視聴者にとってほぼ後出しであること
が、あまり感心できない理由かと思います。その失言も言い逃れ可能なレベル。
 あそこはもう一段階踏む工夫が欲しかったかもしれない。たとえば検事と弁護士のど
ちらかが真犯人だという風に持って行くとか。
 検事が被害者達の“悪行”をどうやって知ったのかが描かれていなかった気がする。
元警察官の息子は、その通勤ルート上で被害者達の悪行を知り得ると示されたのに対
し、検事に関してはスルーでは釣り合いが取れていないのでは。改善案としては――検
事は元警察官への恨みを晴らそうと、その息子を暇さえあれば尾行して行動把握に努め
ていた。その過程で(元警察官の息子の通勤ルートを同じように辿ることで)、かつて
処分を下した者達が反省もせずに悪行を繰り返していると知る。そこで「こいつらを殺
し、その犯行を息子がやったように見せ掛けて、元警察官を陥れてやろう」と計画を思
い立つ――この流れであれば、一応筋は通るでしょう。
 あと、検事って担当する事件を自分で選べるものなのか? ドラマではたまに、「是
非私にやらせてください」「よし任せた」ってなやり取りが描かれる場合を見ますけ
ど。

 動機及びそれに対して刑事が諭す台詞については、このエピソードに限らず、気にな
ることがありますが、その点はいずれまた。

 次回で最終回。今回、脚本の凝りようそのものはよかったので、期待が高まります。

 ではでは。





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