AWC 肉は切るけど骨は切れない的な   永山


        
#1359/1410 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/04/27  20:46  ( 36)
肉は切るけど骨は切れない的な   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「鉄の骨」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 受注を取り損なった池松組は、二千億円規模の第一次地下鉄工事を単独で取りに行く
ことを目指す。通常この規模の工事では最大手を除くと、一社単独で請け負うのは難し
く、何社かで合同するのが通例。その習いに反して取りに行くには失敗は許されない。
そこで徹底的なコストの見直しを行うも、削れる額はまだまだ足りない。
 そんな折、平太は尾形常務から休日に競馬に付き合えと誘われる。これを受けて競馬
場に行くと、尾形は個室を使用しており。客が来ていた。その痩身の老人こそが建築業
界の天皇とあだ名される三橋萬造だった。業界内で揉め事があると調停する力がある三
橋に取り入ることは受注について有利になる。三橋に紹介された平太は、故郷が同じ長
野だったことが気に入られたようで後日、三橋邸で催される茶会に招かれた。
 平太は尾形によって業務部に引っ張られたのは、三橋と同郷だったからと察する。茶
会では地下鉄工事に関する調整が行われるものと尾形は踏んでいたが、そうはならなか
った。平太は三橋と話す機会を得て、意外にも三橋が談合を快く思っていないことを知
る。
 一方、検察は道路族議員の大物・城山とその義弟である三橋の関わる談合を暴き出そ
うと精力的に動いていた。平太と付き合っている萌の銀行にも帳簿提供の要請があり、
その過程で萌はたまたま、検察が資料に付けた付箋を見てしまった。それは以前平太が
萌に「この会社の入出金記録を調べてくれないか」と頼んできた企業そのものだった。
もしや平太も談合に関係しているのではと不安に駆られる。萌の様子に気付いた上司の
園部は相談に乗り、彼女が掴んだことを平太に伝えようか迷っていると知る。それは銀
行の信頼に関わることだから辞めるようにと諭す。
 その頃、平太は地下鉄工事のコストダウンのために、工法そのものを見直すことを考
え始めた。
 ――以上が第二回の大まかな粗筋でした。初回に比べると刺激的な場面は減ったもの
の、今後のもつれた展開を予感させる事柄がポツポツと配置され、期待感が高まった回
でした。
 上記粗筋では触れなかったけれどもひょっとしたら重要なのかもしれない、平太の母
の存在。東京まで出て来て、萌を加えた三人で食事を摂ったあと、故郷に戻ってから頭
を打って入院。見舞いに来た平太との会話で、三橋と顔見知りであることが確認され
る。庭の桜の苗木を持って平太が三橋邸を再訪する理由にもなったし。
 二話まで観て、最初に抱いた印象とだいぶ違うなと思ったのは、尾形常務の印象。序
盤での「池松組に尾形あり」と称されるほどの切れ者として登場した割に、今やってい
ることは正攻法(と言っていいのか、要するに当たり前のやり方)一辺倒で切れ者には
見えない。この辺り、中盤から後半にかけて変わってくるのかしらん?

 ではでは。





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