AWC びくっとしない自信のある人限定   永山


        
#1358/1397 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/04/26  17:09  ( 27)
びくっとしない自信のある人限定   永山
★内容
 テレビ東京系で放送のドラマ「サイレント・ヴォイス シーズン2」第三話を録画視
聴。ネタバレ注意です。
 この第三話は割によかった気がする。捜査手法としては代わり映えがしないのだけれ
ども、事件の構図に工夫が盛り込まれており、最後まで楽しめるストーリーになってい
たかと。とはいえ、そこかしこに微妙な箇所があるのも事実。
 アリバイトリックが出て来ましたが、今回も分かり易い。ただ、物語の主眼はそこに
はないので、この程度の簡単なトリックで充分に機能を果たしていたかなと思います。
私がもし書くんだったら、杉田かおる演じる作曲家がゴーストライターの女性に詳しい
ことを打ち明けずに「これで最後だから」と協力させて、ホール内にいた確かなアリバ
イを作るっていう展開を付け足すかも。ゴーストライターに同じ格好をさせて、スピー
カーに耳をくっつけている場面を第三者に目撃させればいい。
 実際問題、詐病がこんな簡単に通るのか疑問に思います(耳が聞こえないふりをする
のって大変だと思う。予想し得ない物音がいきなりしても平然としているなんて、私に
は無理)が、時間的制約のあるドラマではそこまできっちり描くよう求めるのは酷とい
うものなんでしょう。ただ、作中に出て来た詐病の二人、何で世間に顔と名前を出そう
と思えるのか。それまでに歩んできた人生で何人もの人間と関わっていて、その人達に
今の姿を見られたら嘘が絶対にばれるよなって、警戒心を持ち合わせていないのか。全
くの別の顔に整形して名前も変えてというのだったら、まだどうにか納得できるけれど
も。
 作曲家が、足の不自由な青年の詐病に最後まで気付いていないってのはおかしな話
で、普通はすぐに気付くから、その後の展開も全く違っていたはず。できることなら青
年の犯行は一階でなされ、それを知った作曲家が青年をかばうために上の階まで運んで
いった、という流れにした方がしっくりくるんじゃないかと思ったです。
 ラスト前の詐病の二人が罵り合う場面。あそこでの作曲家の叫びを聞いていると、音
楽を愛する気持ち自体に嘘はなかったのかなと感じた。

 ではでは。





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