#1341/3055 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 20/04/11 21:12 ( 20)
基準の問題 永山
★内容
前に、「事件に次ぐ事件」と書いていてそのとき思い出したのが、二階堂黎人作品
『人狼城の恐怖』(講談社)。あの大作ミステリは密室殺人や不可能犯罪のオンパレー
ドでしたが、解決はほぼ一気にやる形を取りつつ、読者を飽きさせなかったなあと。見
せ方の工夫と、数的な怒濤の攻め、みたいなものがあったからかしらん。とにかく圧倒
されたのは印象に残っている。
条件反射トリックも一つ一つの犯行で、見せ方が大きく違っていれば読者を飽きさせ
ない可能性が高まる?
ある小説投稿サイトで、新型コロナウイルス関連の小説を載せてはだめという制限が
掛けられたそうな。理由が飲み込めないんで当該サイトのお知らせを見に行ったけど、
やっぱり分からない。
しょうがないので、某巨大掲示板の該当スレッドでの書き込みを見てみると、「たと
え創作であってもデマの流布を避けるため」と「コロナウイルスを取り入れた作品で閲
覧回数を稼ぐのをよしとしないため」という見方が有力なのかな(くだんの小説投稿サ
イトは閲覧数等を数値に変換して金銭的価値のあるポイントが獲得できる仕組みがある
とか)。
理屈は分からなくもないけれども、それじゃあウイルスの名称を変更して架空の物に
すればいいんだろうか? ウイルスは駄目だがばい菌ならセーフとか?
ではでは。