AWC オペレーションQ   永山


        
#1319/1454 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  20/03/24  19:57  ( 50)
オペレーションQ   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「オペレーションZ」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 初回の感想の中で、タイトルを「オペレージョンZ」と誤記していました。正しくは
「オペレーションZ」です。すみません。
 江島総理自身が非常識で野蛮な改革と認めるオペレーションZ。その目指すところで
ある歳出半減に向けて、チームのメンバーとなった周防、中小路、根来、土岐の全四名
に、江島は改めて覚悟を問う。できないと思う者は去ってくれていい。経歴に傷は付か
ないようにする、と。各人各様の反応を示しながら誰も欠けることなく、意欲を示し
た。この機会に、周防はSF作家の大御所・百地から託された総理への建白書を、誰か
らのものとは明かさずに内容だけ示す。国は介護から一切手を引く等、過激な提言であ
ったが、メンバーらはこれくらいの覚悟を持ってやらねばならないという風に捉える。
かつてIMFが出したゼブラレポートは絵空事だ、トンデモレポートだと揶揄された
が、今やそのゼブラレポートを上回る改革が必要なときが迫っているのだと。
 そんな折、米国のマスコミが、サミットでの立ち話映像で、江島総理と米大統領の唇
の動きを読んだとして、日本の財政はIMFが口を挟まんとするほどに危機的状況を迎
えていることをすっぱ抜く。IMFが日本に財政破綻しないよう強く対策を求めている
のは事実であるのだが、江島は会見でこれを否定。
 一方、日本のマスコミの一つ、暁光新聞の児玉は、このところの首相の動きとことが
起きるタイミングを怪しんでいた。江島が大胆な財政改革を打ち出した矢先に、外国の
マスコミに財政危機を疑われるネタをスクープされるなんて。情報をリークしている奴
が内部にいるとにらみ、顔見知りである周防に鎌を掛けるが、周防ものらりくらりとか
わす。
 財務省職員の間では、暁光新聞に連載中の百地作品「デフォルトピア」が話題に。書
かれている内容が、食堂の通称やメニュー名など、職員でなければまず分からないよう
なことが多くちりばめられており、協力者がいるに違いないと思われている。財務省の
上の方の人間は、日本の財政破綻を描く小説に財務省の者が情報提供していたなんて知
られたら恥だし、許されることではないと、犯人探しが始まっているという。
 オペレーションZの四名は、歳出半減を実現するために検討を重ねる。よく無駄の象
徴とされる公共事業や議員費は、全体から見ると微々たる値で、仮にゼロにしても全体
の十パーセントにも満たない。国債関連の費用は額が大きく四分の一を占めるが、負債
を返すためのものであり、絶対に削れない。100を50にするのではなく、事実上、
75を25にすることが求められているのだ。となると残るは、社会保障費と地方交付
税交付金をゼロにするしかない。この前代未聞の計画を提案された江島は、その方向で
進めるようにとあっさり受け入れた。
 ――だいぶ端折った上に順序を入れ替えていますが、第二回のあらすじはこんな感じ
でした。
 児玉が前総理の嘘に辟易しており、もう国会議員の奴らの言葉なんて信じないという
態度なのは極端だけど、物語を転がすのには面白い存在。「大臣時代にアルゼンチンを
訪れてデフォルトを目の当たりにした江島は、トラウマからデフォルトを避けることの
みに意識が行っているようだが、そんな個人の考えだけで日本を滅茶苦茶にされてたま
るか!」辺りか。と周防に叫ぶ(恫喝?)するシーンは熱があってよかった。
 ドラマでは、『デフォルトピア』のシーンが映像化されて示され、デフォルトになっ
たらえらいことだと分かり易く示されるます。一方で、オペレーションZの内容を聞く
と、この大改革が断行されたらそれはそれで偉いことだなと。とどまるも地獄、行くも
地獄って感じで、暗澹たる気持ちになります。
 その暗い気分を緩和してくれるのが、案外、江島を演じる草刈正雄だったりして。こ
の俳優さん、バラエティ番組に出演するときも同じテンションで喋る人なのね。だから
日本テレビ系のバラエティ「イッテQ」でのやり取りを思い出し、いつ、「イモト〜」
って言い出すのかと期待?してしまう。(^^;

 ではでは。





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