#1230/3021 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 20/01/03 20:45 ( 19)
道行きが退屈でも最後が凄ければ 永山
★内容
HBJさんの書き込みを読んで、ふと思い出したことが。
小説のジャンルに関して、よく言われる説ですが。
<本格ミステリは、他の小説(創作物語)と違って、途中がどんなにつまらなくても、
最後に明かされる真相に膝を打つ意外性があったり、トリックが奇想に満ちた素晴らし
いものであったり等すれば、それだけで高い評価を得る場合がある>
これって、必ずしも物語性で勝負しなくてもよい、ということにつながると思うの
で、過去を振り返る感が出ない、と言えるのかも?
WOWOWでやっていた映画「女囚さそり」シリーズを何となく見る。
成人映画だと思っていたら、単なるそれではなく、いい意味で無茶苦茶やっていて結
構面白い。最初にフィクションですと断れば何やってもいいのかってぐらいに、現実か
らかけ離れた描き方をしてると思うんだけど、小さなアイディアを色々とぶち込んでい
て、好感が持てました。
ただまあ、ヒロインが包丁で三回斬りつけて刑事の腕を切り落とした場面には笑って
しまった。(^^; あと、拳銃撃ち過ぎ。
ヒロインの台詞が極端に少ないのが、いい効果を生み出している。全体に説明のため
の台詞も少なく、今と違って観る側を信じているんだなと思う。
ではでは。