AWC トップリーグを狙え   永山


        
#1140/1178 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/10/16  19:49  ( 47)
トップリーグを狙え   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「トップリーグ」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 新聞記者の松岡は出向いた店で近藤官房長官と二人だけで話す。この場は近藤が阿久
津にセッティングさせたもので、近藤はやはり会見での松岡の振る舞いから、この男は
永田町界隈のカンフル剤になる、と目を付けたという。近藤は松岡に直越連絡を取る許
可を出し、さらに金融関連の重要人事の特ダネを礼にくれる。
 その後、近藤からは政府案件の一つである病児保育に関する問題の政策記者になるよ
う指名され、受けることに。政治部に来て一週間、超異例の大抜擢に、同業者からの嫉
妬もきつくなる。
 病児保育施設絡みで補助金拡大を狙う一部の動きを察した松岡は、言いなりの記事を
書くことを拒み、自ら判断すると宣言。これは阿久津が仕掛けたテストの一つで、見抜
けなかったらやめさせるつもりだったと明かされる。これ以外にも近藤自身からも試さ
れた松岡だったが、これも見事にクリアし、信頼を高める。
 一方、週刊誌記者の酒井が追う、埋められてた金庫から一億五千万円もの旧紙幣が出
て来た件は、大きな事件に発展する気配を見せていた。金庫の金はクラスター事件(※
ロッキード事件をモデルにしたもの)において最後まで解明できなかった筒美ルートの
裏金の一部であり、殺された久保は秘密を知っているが故に消されたのではないか。
 久保が殺害された件の捜査は、防犯カメラの映像から、中国人不法滞在者の周という
男が逮捕される。周は金がなくなり、居酒屋で目に止まった裕福そうな年寄りを襲った
と供述していたが、久保は頸動脈付近を執拗に刺されており、単なる強盗がエスカレー
トしての犯行には見えない。さらに犯行当日、周が国の家族に五百万円を送金していた
ことも判明。暴力団が雇ったと考えられたが、ここ最近の景気から推して、暴力団が払
うには五百万の報酬は大きすぎる。暴力団に依頼した人物の存在が疑われるところだ。
クラスター事件について書いたある人間は、本が出た直後にひき逃げに遭って死亡。本
も発禁扱いでほぼ回収されていた。クラスター事件は過去のものではなく今も動いてい
る危険な案件なのだ。酒井も信号待ちで立っているところを、背後から押されて危うく
車に轢かれそうになった。
 政治家の裏金だとしたら、私設秘書が番をしていただろうとの見込みから、私設秘書
の洗い出しを始める。同じ頃、与党幹事長の私設秘書の運転する車がお台場方面にて、
速度超過で白バイに停められ、五千万円を運んでいたことが分かる。党務の金というこ
とでかたが付いたが、酒井がお台場を虱潰しに当たると、筒美商会なる貸金業を発見。
クラスター事件の筒美が起ち上げた魂進会の残党がやっており、筒美ルートに乗って消
えた金を今でも運用しているのではないか。
 やがて、久保と一緒に殺された幸田とつながりがあった人物として、近藤の名が浮上
する。幸田は近藤の秘書を務めていた経歴があった。
 松岡が近藤官房長官とバーで会っているところへ、酒井が当たり前のように通され、
入って来た。
 ――粗筋はこんな感じ。
 ばらばらの断片だった物事が徐々につながっていく様が心地よいです。話の運びにほ
ぼ無理がないというか。若干、一部の登場人物達が優秀に過ぎる感はありますが、物語
をスムーズに進行させるためには仕方がない(苦笑)。
 また、台詞にキレがあって、欧米のドラマっぽいかな。ジョークが多いという意味で
はありません。(^^; どちらかというと日本的なウェットなストーリーに、ドライな台
詞をうまく乗っけてる。うん、逆か? ドライな台詞でウェットな物語を綴っている。
 ともかく、ここまでは期待通りに面白い。今後、松岡が闇に引き込まれそうになるの
は仄めかされているので、さらにそのあとの展開に要注目。

 ではでは。





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