AWC 胸に棘さす言葉狩り   永山


        
#1080/1108 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  19/08/24  20:57  ( 24)
胸に棘さす言葉狩り   永山
★内容
 世の中、だいぶ前から性差をなるべくなくそうという方向に進んでいて、スチュワー
デスと言わなくなったし、「家内」は妻は家にいるものと決め付けているみたいでけし
からん、なんて話も聞きました。
 そんな中、あんまりやり玉に挙がってこなかったと思えるのが、「女房役」。改めて
書くまでもないですが、補佐役を意味する言葉です。
 検索してみると、差別ではないかという話もちらほらヒットするのですが、全体的に
少ない気がする。※あくまで個人の感覚です。ただ、<“女房役” 差別?>で検索した
とき、他の言葉と比べるとヒット数は少ないです。女房役として神経を使うからキャッ
チャーのヒット数が少ないという意味ではありません。(^^;
 で、何か理由があるんじゃないかなーと、検索結果をぼーっと追っていましたら、
「女房」には、かつては妻の意味はなく、女性使用人を意味していたという旨の表記に
ぶつかりました。これがあるせいかも。使用人なんだから補佐役で当たり前、ってい
う。
 それでも、わざわざ女房という言葉を使う積極的な理由にはなってないですけど。い
やそれ以前に、女房の元来の意味が女性使用人であるなら、妻を女房と呼ぶようになっ
た時点で揉めなかったのかと思いきや、この場合は女房という言葉の地位が向上して正
室になったと解釈するみたい。うーむ、興味深い。
 よく言われるらしいのが、「官房長官を首相の女房役と表現することがあるけど、女
性首相が誕生したらどうすんの、女房役って変じゃないの」という論調。ユーモアとし
て言う分にはまずまず面白いけど、真面目な理屈としては弱いかな。同性婚を認めよう
かって時代に、女性を補佐する人を女房役と呼ぶのは変だという主張は、性差別をなく
そうとする動きと、性差をなるべくなくそうとする動きが真っ向からぶつかることに?

 ではでは。





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