#966/3054 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA ) 19/05/18 00:45 ( 24)
意外性によるカタルシス 永山
★内容
ドラマ「緊急取調室」シーズン3第六話について。
概ね、HBJさんの見方に頷けます。
一点だけ、ミステリーが解けたカタルシスについて。“意外な動機”はトリック扱い
でいいんじゃないかなーと。江戸川乱歩の著書にて、そういうニュアンスで分類してい
るのを読んだことがあるので、その影響かもしれませんが。
犯人が仕掛けるトリックという型からは外れるでしょうけど、意外さがカタルシスを
呼ぶことはあるはずだし、意外な動機はミステリーにおけるトリックと言えると思いま
す。
作例としてアガサ・クリスティの長編が頭に浮かんだんですけど、作品名を書くこと
自体、軽いネタバレになる気がしたので、一応自粛。
TBS系で放送のドラマ「インハンド」第六話を録画視聴。ネタバレ注意です。
日本期待の陸上選手に国民栄誉賞を出す前に“身体検査”ってことで、ドーピング検
査をするのはいいけど、世界的機関に依頼するのは大ごとっぽくなるから、内閣の調査
機関がこっそり着手するっていうのは、納得できん。公になったとき、かえって怪しま
れないか?
遺伝子ドーピングは当たり前に取り上げおかしくないご時世になったんでしょうけ
ど、そのことを主人公以外知らない風に描くのはどうなのかなと。
そして野桐がドーピングする動機が理解できない。一秒でも速く走って自分の限界を
見てみたいって、それが本心なら公式戦に出る必要なんてない訳で、もっと簡単なドー
ピングで独りで勝手に走ってればいいってことになるのでは
ではでは。