AWC 自我体験と脳の構造など HBJ


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#962/3054 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (sab     )  19/05/16  11:07  ( 58)
自我体験と脳の構造など             HBJ
★内容                                         19/05/16 12:51 修正 第6版
普通、ヒトは大脳と五感から入ってくる情報のインターフェイスを
海馬(という脳の部位)でやっているらしいが。
ストレスがたまってくると海馬が萎縮して尾状核という部位を使い出すという。

海馬と尾状核の機能的な違いは…。
海馬を使っている時には、
迷路の真ん中に餌があったとすると、
迷路の上から餌の位置を特定して、一発で餌にたどり着ける、という。
丸で鳥瞰図で見たみたいに上から場所を特定して一発で到達出来るという。
ロンドンのタクシーの運転手は海馬が大きいという。

一方尾状核は、狙いをつけないで迷路に入って行って、
餌にたどり着けないと戻ってきて、又次の迷路に進む、
という反復を繰り返す。

(実際、心理学の実験で、
海馬のあるネズミは一発で餌の位置を特定出来るが、
海馬を取って尾状核で行動する様になったネズミは、
迷路から出たり入ったりの反復を繰り返す。という。)。

前からこの海馬と尾状核の働きの違いは知っていたのだが。
(ここからは想像なのだが)。
海馬の機能は、上述の様な迷路の餌の特定だけではなくて、
対人関係的に、「あの人はあの人だ」と特定するのもそうなのではないか。
そして海馬が萎縮して尾状核を使い出すと、それが出来なくなるのでは。

ストレスが多くなると、海馬が萎縮して尾状核を使い出すというが。
もしかして現代人はストレスが多いので、
海馬が萎縮してしまって、
「あの人はあの人だ」と特定する事が出来なくなっているのでは。
更に進んで、「私は私」という特定が出来なくなるのでは。

という事で、永井均が「なぜ私は私なのか」と悩むのは、
海馬が萎縮していて尾状核を使っているからではないのか。

又、最近異世界転生ものが流行っているのも、
多くの人がストレスにさらされていて
海馬ではなく尾状核を使って生活しているからでは。


(因みに、私は方法音痴なので尾状核を使って行動していると思いますね。
又、ガス栓やらが気になって何回もチェックしないと気がすまない
というガス栓恐怖症みたいな傾向があるので、
これも、海馬が萎縮しているので一発で「ガス栓が閉まっている」
と特定出来ないで、尾状核で反復するのではないか、と思われます。)




追記。
永山さんの、あの時ああしていれば、みたいなのも類似で、
「私が私」というのが分からない様に
「今、ココ」という事が分からないらしいです。
それも、普通の人の後悔というのではなくて、
マジで、「今、ココ」が分からないという。
(やはり海馬が萎縮していて尾状核を使っているから
今ココが特定出来ないのではないか。想像ですが。)






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