AWC 平成最後と銘打つのは気が早くないか   永山


        
#709/759 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/12/27  20:04  ( 25)
平成最後と銘打つのは気が早くないか   永山
★内容
 平成最後の年末とか正月とか言うのであれば分かるけれども、平成最後の異種格闘技
戦とか、平成最後の金田一耕助とかは嘘になる余地を残しているのだから、おいそれと
は使えないフレーズじゃないかと。

 と、そんな平成最後の金田一耕助と銘打たれた、フジテレビ系列で放送のドラマスペ
シャル「犬神家の一族2018」を録画視聴。ネタバレ注意……ってほどでもないか。
 細かな変更点はあるが大筋では原作に沿っており、わざわざ二〇一八年の現在に作り
直すほどじゃあなかったのではと思う反面、部分的に軽くて明るいのりになっており、
物語全体の構図を飲み込みやすくなったのでは。また、軽くて明るい割りに、怖いとこ
ろはちゃんと怖くなるよう作り込んでいて、悪くはない。一部キャストにイメージのず
れがあって、迫力不足になった感がなきにしもあらずですが、プラスマイナスを合計す
ると、若干ではありますがプラスに傾いたんじゃないかな。
 金田一耕助役を務めた加藤シゲアキは、かなり軽いっていうか若者としての金田一耕
助に終始した印象。あの髪型が最も似合っていなかった金田一耕助役と言えるかも。本
ドラマのコマーシャル映像を初めて見たとき、一瞬、木村拓哉が金田一耕助をやるのか
と思ってしまったですよ。
 ドラマの雰囲気に軽妙さを与えたもう一人は、橘署長を演じた生瀬勝久でしょうね。
ドラマ「トリック」での矢部警部補の演技を連想させる台詞が散見されて、狙っていた
のかなあ。ドラマ内での時代なら、警察官が一般人である探偵に「おまえ頭ええなあ」
なんて言うとは考えにくいんですけど、生瀬勝久演じる橘が言ったなら「まあ、こうい
うのもおったかもな」と許せちゃう空気があるような。
 折角ユニークなキャストを揃えたのだから、現代を舞台にした「犬神家の一族」を観
てみたかった気もします。

 ではでは。





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