AWC 共犯者でも乱反射でもなく   永山


        
#603/626 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/09/24  20:43  ( 25)
共犯者でも乱反射でもなく   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「真犯人」初回無料放送を録画視聴。ネタバレ注意です。
 原作は翔田寛の同名小説、未読。
 平成二十年、静岡県裾野市で初老男性の刺殺体が見付かる。身元を調べると、昭和四
十九年にやはり裾野市で起き、迷宮入りした五歳児誘拐殺人事件の関係者と分かる。被
害者の父親だった。男は東京の多摩で中古車販売業を営んでおり、静岡とは縁もゆかり
もない。というのも誘拐事件発生当時、男は既に離婚済みで、元妻とその家族は東京か
ら裾野市へ越してきたばかりだった。不可解なのは、男がどうして裾野市まで足を運ん
だのか、理由が判然としないこと。捜査を担当する刑事は、かつての誘拐殺人とつなが
っているのではないかと考え、その線で調べを進めると、男の遺体があった原っぱは、
誘拐事件での身代金受け渡し場所に指定されたバス停からすぐ近くに見下ろせる位置に
あった。二つの事件は関係していると確信した刑事は、誘拐殺人の時効一年前に編成さ
れた特捜班を率いた元刑事を訪ねる。
 ――大まかな粗筋は以上のような感じで。他にも近年の警察ドラマに当たり前のよう
に付いてくる警察内部や刑事同士の争いが描かれており、予告映像から判断するに、ど
うやらその内輪もめ?が迷宮入りの遠因になった気配がちらほら。
 ベテラン俳優が揃っており、ストーリーも骨太感はある一方、今のところ目新しさは
ない。真相については、ぼんやり浮かんでいることがあるけれど、この当て推量を軽々
と凌駕するような魅力的な展開に期待したいです。あと、昭和四十九年の殺人事件の時
効は昭和六十四年ですから、当然の如く横山秀夫の小説でドラマ化・映画化もされた
『64(ロクヨン)」を連想してしまう訳で。あの良作に対抗しうる趣向にも期待しま
す。
 あ、検索してみたら原作では男の刺殺事件は平成二十七年に発生したことになってる
みたいだけど、何でドラマでは七年前倒しの設定にしたんだろう?

 ではでは。





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