AWC 長い粗筋と短い雑感   永山


        
#600/692 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/09/21  20:07  ( 48)
長い粗筋と短い雑感   永山
★内容
 WOWOWで放送のドラマ「三国志 〜司馬懿 軍師連盟〜」第十五回を録画視聴。ネ
タバレ注意です。
 司馬懿は兄の司馬朗が陥れられる可能性が高いと察し、急いで崔尚書の元へ駆け付け
るや、その甥で当時司馬門を守っていた崔申に、正直に証言してくれるよう頼み込む。
だが、崔申は夜で暗くてよく見えなかったと、曖昧なことしか言わない。粘る司馬懿
に、崔尚書は「この状況下で私のところに駆け付けたことが知られたら、あらぬ疑いを
招くことになりかねない」と忠告(脅し)する。司馬懿は引き下がるしかなかった。
 次に司馬懿は曹丕に救いを求めるが、曹丕は他の者(母親や正室、臣下ら)からも
弟・曹植を許すように曹操へ口添えしてほしいと頼まれており、うんざりしていた。曹
丕自身はここで曹植を潰して、後継者争いの勝利にぐっと近付きたいと当然のことを考
えており、周りからの要請は受け入れがたい。司馬懿に対しても、いよいよ本性を現し
たか(司馬朗と組んで後継者争いを操っている?)と吐き捨て、聞く耳を持たなかっ
た。
 そんな折、曹操の前で一連の出来事を裁くための聴取が行われた。楊脩の策略によ
り、曹植は証言を変え(自供撤回)、一部始終を見ていた崔申も意に沿った証言に徹す
る。司馬門の禁を破った罪の全ては司馬朗に擦り付けられた。過酷な取り調べで肉体的
に傷つく司馬朗。
 司馬懿は崔申の証言が明確なもの(暗くて見えなかったはずが、馬を御していたのは
司馬朗だと明言した)に変わったことに疑念を強め、あることを閃いた。そして公事府
に復帰していた汲布を訪ねると、曹操は崔家を監視しているだろうと鎌を掛ける。それ
を認めた汲布に、司馬懿は楊脩らが崔家に賄賂を送った可能性が強い。もしそうであれ
ば、監視の者が絵に描き留めているに違いない。その絵を盗み出して欲しいと汲布に頼
み込む。汲布はかつて命を救われた恩もあってか、不承不承ながらも絵を盗み出し、司
馬懿に渡す。だが、絵を持って曹操に訴え出るのだけは止めておけ、そんなことをして
も結論は覆らない、曹操も真実を知りつつ、息子・曹植を守るために敢えて嘘の証言に
乗ったのだ、と警告を発する。
 迷った司馬懿はかつて命を救ってもらった恩人の荀ケに頼みに行く。絵の存在を知ら
された荀ケは、汲布と同様に、司馬懿の暴走を諫める。そして司馬懿からよい案はない
かと縋られ、一日考えさせてくれと答えた。
 司馬懿が帰ったあと、荀ケは曹操の元へ向かう。考えを書状にしたためてきた荀ケは
それを渡して帰ろうとするが、曹操は引き留め、口で言えばよいと促してきた。互いに
同じ高さに座って、腹を割って話す姿勢になる。そうして荀ケは、二十年来の付き合い
となる曹操に対して、率直に物申す。漢王朝を建て直すためい力を尽くしてくれる人物
だと見込んで、協力し、肩を並べて歩いてきたのに、近頃の曹操は漢の天子を蔑ろに扱
い、自らは徐々に大仰な地位を名乗り出し、今や大王と称している。古くからの同志に
失望の気持ちをぶつけられ、動揺した曹操は、反省の弁を口にする。その上で、また肩
を並べて歩いて行こうではないかと言葉を掛けるが、荀ケは拒み、立ち去った。残され
た曹操は、大いに嘆くのであった。
 ――以上、講談調になりつつある?粗筋紹介でした(笑)。いや〜、なかなかに感情
を揺さぶる回でありました。とてもよい。ただ、このあとに続くのがあのエピソードだ
と思うと……。
 知っているエピソードでも、立場を変えたり、深く描いたりすることで、受ける重み
が違ってくるんだなと認識。今までに観てきた三国志のドラマだと、この辺り、さらっ
と流されていた印象が大。その上、ちっさな子供の頃はどうしても蜀の劉備びいきで見
がちだから、曹操の身に何が起きようが「ふーん、ま、そういうこともあるわな」ぐら
いで済ませてた(苦笑)。

 ではでは。





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