AWC パターン化と斬新さの両極   永山


        
#593/692 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/09/17  20:28  ( 37)
パターン化と斬新さの両極   永山
★内容
 テレビ朝日系で放送のドラマ「刑事7人シーズン4」最終回を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 焼き直し感あふれるエピソード。この最終回に限ったことじゃなく、今シーズンの本
ドラマは、既視感の強い話が多かったような。「お、これは凄い」とか「そうだったの
か、やられた」といった感想がほとんど持たなかった気がする〜。捻りがなかった。べ
たな展開・あるあるネタで面白味を出す訳でもなく、ただただなぞっている。
 べたな展開、王道パターンを否定するものではありませんが、広い意味で推理物に含
まれるジャンルだと、ともすれば探偵役(捜査する人間)が視聴者には愚鈍に映ってし
まう恐れがあるので、注意が必要。王道パターンだと視聴者の側は先を読みやすいか
ら、作中の探偵役を見て、「何でこんな簡単なことに気付かないんだ?」ってなる。
 海外ドラマ「コールドケース」の手法を取り入れたと思しき今シーズンでしたが、比
較すると、本ドラマの方が弱い。過去の事件のベールを一枚ずつ剥がしていく過程で、
前者には大小の驚きが用意されているのに対し、後者である本作は「あ、やっぱりね」
のレベルで止まっていた。
 幸か不幸か、今シーズンは主人公達の所属部署の変更が起きそうにない、平和な終わ
り方をしましたから、次シーズンがあるとしたら、同じ環境(設定)でのスタートにな
るはず。より作り込んだ脚本で戻って来ることを期待……したいけれど、凄く不安です
わ。
 いっそ、シーズン毎に異なる海外ドラマをオマージュしたドラマっていうコンセプト
でやるのが斬新かもしれない(笑)。

 日本テレビ系で放送のドラマ「探偵が早すぎる」第九回を録画視聴。ネタバレ注意で
す。
 舞台を限定し、最終決戦ということで盛り上がるはずなんですが、一回の放送で二つ
のトリック返しを盛り込んだためか、薄味になってしまいました。
 伏線が弱く、それも一つしかないとあっては、視聴者は追いつけませんし、膝を打つ
納得感も得られない。最大の売りを、つまらない形で披露してしまっており、もったい
ない。原作もこんな感じなのかなあ。
 あと、ストーリーとは関係ないところで気になるのが、間の悪さ。日本テレビ系列の
ドラマってこの傾向が強めな印象があるんだけど、とにかく間が悪い。台詞と台詞の間
にしろ、場面と場面との間にしろ、無駄に時間を取ってテンポを崩している。小説で言
うところの行間を読む的な演出を狙っているのかもしれないけれども、だとしたら全然
伝わってきていません、残念。
 最終回予告では、敵側がお株を奪うトリック返しをやるみたいなんで、丁々発止のや
り取りに期待。

 ではでは。





前のメッセージ 次のメッセージ 
「◇フレッシュボイス2」一覧 永山の作品
修正・削除する コメントを書く 


オプション検索 利用者登録 アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE