AWC 丑三つ三国志   永山


        
#586/660 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/09/07  03:20  ( 38)
丑三つ三国志   永山
★内容
 WOWOWで放送のドラマ「三国志 〜司馬懿 軍師連盟〜」第十三回を録画視聴。ネ
タバレ注意です。
 曹操に留守を任された曹丕だが、曹操から狩りにも行くようにと言われており、その
言いつけを忠実に守っていた。その行いを曹植の妻の叔父・崔?からたしなめられるも、
弟の側の人間だと認識しているため、聞く耳を持たない曹丕。このことを伝え聞いた司
馬懿は、曹丕の元に駆け付け、狩りへ行くのをすぐに止めるように進言する。最初は反
発していた曹丕だったが、司馬懿の熱の籠もった説得に折れ、狩りに関する道具を全て
持ち出してこさせた上で、火を放って処分した。そのことを気に食わない曹真は、司馬
懿をますます嫌うようになる。
 一方、曹丕と司馬懿が釈放されたことで当てが外れた楊修は、遠征先で次の策を捻り
出した。司馬懿の兄で司馬家長男の司馬朗を曹植に仕えさせれば、曹丕は司馬家や司馬
懿の真意が分からず、疑いを抱くようになるだろう。思惑通り、曹操にこの命令を出し
てもらうことに成功する。
 命令を受け取った司馬朗は、曹植への仕官に前向き(そもそも曹操の命令は絶対だと
捉えている)だが、司馬懿は猛反対する。もし兄が曹植に仕えれば、いずれ曹操の後継
者が決まったとき、どちらかが破滅する。この場は物別れに終わり、司馬懿は思い悩む
ことになる。後日、妻からあれやこれやと言われた司馬懿は、現状を打破する一つの考
え方に辿り着く。曹操の跡目争いにもし自分達曹丕の側が勝利したら、司馬朗を全力で
助けよう。逆になったときは、死をも覚悟の上。決意した司馬懿は司馬朗と会い、兄の
出仕に賛同の意を伝える。
 ほぼ同じ頃、司馬朗への出仕命令の件を耳にした曹丕は、楊修の思惑通り、司馬懿へ
不審の念を持つ。曹真から優柔不断はよせ、さっさと司馬懿を配下から外せと意見され
るが、司馬懿や司馬朗が揃って休みを取り、司馬家が揃って行楽に出向いたとの話を聞
き及ぶと、ついていって司馬懿から真意を聞こうと心に決める。
 川縁の景勝地でキャンプ?を満喫する司馬懿らのところへ、曹丕が曹真と共に現れ
る。曹丕は司馬懿と二人だけで話をし、その決意の程を知る。そうして司馬懿と命運を
共にすることを受け入れた。
 ――粗筋を見て分かるように、はっきりとした策略らしい策略が楊修から示され、こ
れに対処する司馬家の動きが魅せます。上では省きましたが、女性の強さがかなり強調
されている。司馬懿夫人の春華だけでなく、甄ふく夫人や郭照、卞夫人もきっちり存在
感を出している。
 ところで、日本の戦国時代では、親子や兄弟といった一族が敵味方に敢えて分かれて
戦うのは、生き残り戦略の一つ(一族の血を絶やさない)として当たり前のように取ら
れていた印象があるのですが、これは日本独特なのかしらん? それとも、単に三国志
の時代の中国には、そういう考え方がほとんどなかっただけで、他の時代になればやは
り当然の戦略としてあるのかどうか、ちょっと気になった。

 ではでは。





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