AWC 収監慎重   永山


        
#401/600 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/03/26  20:25  ( 60)
収監慎重   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「イノセント・デイズ」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 死刑判決を受けた小学校時代の同級生・田中幸乃の再審請求を目指し、清掃員(?)
の佐々木と弁護士の丹下は動き始めた。丹下は刑務所に通い、面会を求めるが、すげな
く断られる。そこで丹下自身と佐々木の思いを記した手紙に望みを託す。
 一方、佐々木は、幸乃が中学生時代に起こしたとされる古書店強盗傷害事件に関心を
抱いた。当時、古書店で幸乃と一緒にいた同級生と思しき女性が小曽根理子という名前
で、翻訳家として活躍していることを知った佐々木は、まず電子メールで、強盗傷害事
件のことを持ち出して尋ねてみたが、反応はなかった。そこで佐々木は、図書館で開か
れた理子のイベントに駆け付ける。サイン会のときに面と向かって、「『幸乃さんへ』
と書いてください」と伝えた佐々木に対し、理子は別の機会を設けることを承諾する
(この小曽根理子こそ、初回のラストで「私は逃げ切れた」と呟いた人物)。理子は、
中学生時代の自身と幸乃について、佐々木に語って聞かせた。
 中学二年のとき、幸乃と理子は本好きを共通項に友達になるが、同時期、さつきとい
うクラスの支配的女子が理子に声を掛けてきた。さつきの誕生日パーティに招かれた理
子は、いかにも不良のたまり場といった雰囲気に圧倒される。その上、さつきからは
「少年法ってあるじゃない。あたしは今日で十四になったけれど、理子はまだ十三でし
ょ。私が何かやって捕まりそうになったら、身代わりになって」と冗談めかして言われ
た。さつきの誕生会には、理子の憧れの先輩も招かれてきていた。その彼から強引に迫
られ、拒んだところへ、さつきが姿を見せ、「好きな相手とやれるんだから、感謝しな
さいよ」と言い放つ。そのままなし崩し的に関係を持ってしまう理子。
 後日、ことを知った幸乃が、さつきに対し「理子に謝れ」と要求する。意外にも素直
に謝罪したさつきは、今度は幸乃に関心を持つ素振りを見せる。が、それは理子を幸乃
から引き離すのと同時に、理子が再びさつき自身に関心を持つよう仕向ける狙いでやっ
たこと。親の金に手を着けてまでさつきにプレゼントを買うようになった理子だった
が、さつきが受け取った物を次々と換金していると知り、動揺する。さらにさつきは、
十八万円もするバッグをプレゼントしてと命じてきた。拒もうとした理子の前に、さつ
きから一枚の写真が。そこには理子が先輩と関係を持った様が映っていた。
 理子は親の金に手を出すのも限界と感じ、年老いた女性が一人でやっている古書店に
狙いを付け、女性がレジを離れた隙に、何度か金をかすめ取った。幸乃と一緒にその店
に来た際、絶好のチャンスが訪れ、ついまた手を伸ばした。が、それは店主の罠で、取
り押さえられた理子は、警察に電話する女性店主を突き飛ばした上、大きくて重い本で
乱打してしまう。そこへ駆け付けた幸乃。理子はさつきに言われたことを思い出し、幸
乃に頼む。自分は十四歳になっているけれども、あなたはまだ十三。身代わりになっ
て、と。幸乃は引き受けた。これが中学時代の強盗傷害事件の真相であり、幸乃の死刑
判決をニュースで知った理子は、これであのときの罪から永遠に逃げ切れると思ったの
だった。
 佐々木はそんな理子に対し、今度はあなたが幸乃を救う番だとして、再審請求が通っ
た暁には、裁判での証言を依頼する。
 面会を断られ続けていた丹下だったが、あるとき、面会に応じてもらえた。久々の再
会に、懐かしさを込めて語り掛ける丹下。だが、幸乃の反応は薄い。再審請求にも明ら
かに気乗りでない。それでも、小学生時にみんなで流星群を眺めた夜のことは、鮮明に
覚えていた。そのときの様子を熱っぽく、詳細に話した幸乃だったが、話が終わると急
に冷め、「もう会いに来ないで」と丹下に告げる。しかし幸乃は面会室を出て、廊下を
戻るところで、感情が高ぶり、泣き出した上に、母親と同じ発作を起こしてしまった。
医師の手当てもあって落ち着いた彼女の元へ、一冊の児童書が届けられる。小曽根理子
の手掛けた本で、最初のページをめくると、「無実の幸乃へ」と直筆で書いてあった。
 ――第二回の粗筋はこんなところ。この粗筋だけだと、幸乃が理子の身代わりを引き
受けた流れが、よく分からんと思います。ドラマを観れば心情が伝わってくるように描
かれていますので、ご安心を。
 安心と言えば、初回のラストで早くも犯人のネタばらしをしてしまったのかと思って
いましたが、そうではないらしいと分かり、一安心。まあ、うまいミスリードではあり
ますが、一人で部屋にいるときに呟くような内容でもない気はしましたが。
 丹下が、幸乃の弁護を担当した弁護士に会いに行くシーンがあるのですが、そこで丹
下が「担当刑事の名前を教えてもらうのは……だめですよね?」みたいに聞いて、相手
弁護士が刑事の名刺を見せるという流れがありました。これって、担当刑事の名前を無
闇に漏らしてはいけないってこと? 確かにこの段階では、丹下は幸乃から依頼を受け
て動いてる訳ではないけど。それとも、弁護士ならそれくらいのことは自力で調べろと
いうのが、“業界”の常識なのかしらん?

 ではでは。





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