AWC へーびーちーでー   永山


        
#384/597 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/03/10  19:54  ( 34)
へーびーちーでー   永山
★内容
 TBS系で放送のドラマ「アンナチュラル」第九話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 その前に、前回の感想で第八話とすべきところ、第七話のままにしてました(訂正済
み)。すみません。
 さて、最終回の一つ手前とあって、中堂の恋人が殺された事件に関連する話が一気に
進む。前回の終盤にて、怪しい人物として一躍クロースアップされた記者の宍戸が、今
回も怪しい振る舞いをして大活躍(?)。その取って付けた感が気になったので、前々
回以前のエピソードで、明瞭にして巧妙な伏線が出ていたのか検索してみたんですけ
ど、分からないなあ。
 今回、凄いと感心したのは、トリック(手掛かりのアイディア)。通常、トリックが
どんなに凄くても、答を聞けば発想の経緯は理解できるもんだと思うんですが、今回使
われたアイディアは、ちょっとやそっとでは考え付かないんじゃないかという思いが先
に立ち、どうやって発想したのか、分からなかった。蟻酸を出さない蟻がいることを知
っていて、それをホルムアルデヒドと結び付け、殺害方法と共に手掛かりのアイディア
にしてしまう。大げさに言えば、悪魔的な発想。
 最終盤で中堂が高瀬不動産に駆け付けるシーンは、いかにもテレビドラマめいた演出
臭さがありありで、本作品にしてはいただけない気がしたです。一刻も早く到着したい
はずなのに、何で走って行くのだろう。車がないなら、タクシーを拾う。タクシーが掴
まらなければ、その辺を走ってる自転車を借りる。それも無理なら……と、他の走るよ
り速いであろう手段を確保しようとする描写がなかったのは、不自然な気がする。それ
だけ懸命だったと解釈できなくはないけど。
 一方、中堂が恋人との過去を回想するシーンは、テーマ曲を絶妙のタイミングで入れ
て来て、情感を盛り上げると同時に、恋人だけでなく中堂のキャラも浮かび上がらせ
る、よい出来映え。また、絵本の内容と中堂・恋人の位置づけがオーバーラップされて
おり、ちゃんとストーリーの一部になっている。
 一話完結を基本とする連続ドラマって前後編になったり、枠拡大したりすると、ペー
ス配分がおかしくなるのか、期待したほど面白くならないことがままあると思うんです
が、本作はこの第九話と最終回予告を見る限り、きっちり“分業”されていて、少なく
とも間延びした感じはなさそう。今回は捜査篇で、最終回は法廷篇かな?
 あと、犯人は、殺人方法の頭文字がそれぞれアルファベット二十六文字になるように
犯行を重ねていた風に描かれていましたが、これが正解だとして、次回で、何故五十音
やロシア語アルファベットでなくアルファベット二十六文字なのか?まで、しっかりと
動機付け・理由付けされるのかにも注目。

 ではでは。





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