AWC さかんなかんさ   永山


        
#342/655 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/01/22  20:06  ( 57)
さかんなかんさ   永山
★内容
 WOWOWのドラマ「監査役野崎修平」第二回を録画視聴。ネタバレ注意です。
 大きく動き出した事態を感じ取ったか、それとも思惑通りか、京極頭取はおおぞら興
産に出向し社長を務めていた武田をおおぞら銀行に呼び戻す。専務の席を用意すると言
われた武田だが、副頭取の座を要求。これに対し京極は、将来頭取になる器の君が副頭
取とは謙虚だなと返す。気に入った武田は、専務の席を受け入れ、“改革”を旗印に、
おおぞら銀行の支配を目論む。
 野崎のタニダエージェンシーに関する調査は難航していた。阿部の協力が得られない
となり、現時点での頼みの綱は沖田の情報だけ。父親は大手保険会社・大日本生命の社
長で兄もエリートという沖田は、屈折した感情を父や兄に抱いているらしかったが、野
崎がその辺りをつついても、相変わらず情報を買えと言うばかり。食い下がる野崎の言
葉に乗った沖田は、「京極頭取は首相と通じている。金とスキャンダルによって、おお
ぞら銀行は何があっても守られる」との旨の情報を口走る。あまりにも大きなネタに真
偽の程を疑った野崎だが、対する沖田は野崎の目の前でパソコン画面を見せる。この件
を告発するメールを、マスコミ各社に送信したところだという。怒りを露わにする野崎
だが、沖田を詰問している暇はない。すぐにでも対策を取らねば。
 本社に戻った野崎は、監査室の面々と上司に事の次第を話し、善後策を立てる。野崎
が主導しようとするのに対し、裏事情を知る上司は反対し、こちらの部署で対処すると
主張。だが、林専務と上司の関係からそれは認められない、何かあったら責任は自分が
負うとして野崎は主導権を握る。土日を掛けて事の真偽を判断しようと駆けずり回る野
崎。京極頭取にも直接会って、タニダエージェンシーの件で林専務の関与を会見で公に
することを報告した後、頭取と首相の関係について率直に聞く。京極は「私の心に一点
の曇りもない」と答えた。
 そんな野崎を、京極頭取から君のライバルになると聞かされた武田は、顔を見ておこ
うと目の前に現れる。次期専務に決まっている武田は、野崎に将来の出世を餌に「俺の
派閥に入れ」と持ち掛けるが、。野崎は監査役の立場から言ってもそれはできないと断
る。欲のない人間を信用しないと断じた武田は、野崎に忠告を残して立ち去る。
 明けて月曜日、野崎は会見で怪文書メールの存在を認めると同時に、その内容はまだ
調査中とし、タニダエージェンシー絡みの不正にはおおぞら銀行の中心役員が関与して
いることを公表する。これを受けて、おおぞら銀行の株価は急落するが、日本銀行トッ
プがこれからもおおぞら銀行を支えると発言したこともあり、早期に底を打ち、反発に
転じる。また、追い詰められた林専務は、逆転を狙って、臨時の取締役会を招集し、そ
こで京極の頭取及び野崎の監査役解任の緊急動議を発動、可決すべく、多数派工作に走
る。新体制での重役を条件に、賛成を約束する者を確保し、充分に勝機ありと見えた。
 火曜日、取締役会が開かれ、緊急動議を発動するが、賛成に立ったのは林本人と子飼
いのもう一人だけだった。賛成を約束した連中にその場で掛け合うが、返って来た答
は、「あなたのやり口は、京極頭取から一月前に言われていた通りだった。こんな簡単
に先を読まれる人にはとてもついて行けません」というもの。完敗を喫した林ら二人
に、京極は不祥事の責任を最後まで取るようにと追い出す。
 夜、京極の誘いで、有力な企業の社長とその同伴者しか入れない会員制のレストラン
に、足を踏み入れる野崎。そこでかつて野崎が本店に戻れる後押しをしてくれた恩人・
橘と再会する。橘は、京極が離れた隙に、野崎へ「京極頭取には気を付けた方がいい」
と忠告する。その後、京極と二人で食事中、「橘から私に注意しろとでも言われただろ
う」と問われ、否定する野崎だったが、京極は「隠さなくてもいい、長い付き合いだか
ら分かるんだ」と言われた。そしてレストランからの帰り際、車のおろした窓越しに
「私と鷹山首相とは裏でつながっている」と打ち明けられた。戸惑いの色を浮かべる野
崎を置いて、京極を乗せた車は走り去った。――粗筋はこんなところで。
 前回に続いて、京極頭取の動きが不穏です。狙いがどこにあるのか、まだまだ見えて
こない。敵対する者や将来の有力者を炙り出して、不祥事に巻き込んで、まとめて始末
し、自らはおおぞら銀行を延々と牛耳る腹づもりなのかなあ?
 今回、ちょっと引っ掛かったのは、怪文書メールのくだり。沖田の告発は、頭取と首
相のつながりだけだと思ってたのに、記者会見ではタニダエージェンシー絡みの不祥事
を認めるという展開。メールにタニダエージェンシーのことまで書かれていたのなら、
会見場で記者らが驚きの声を上げるはずないし。そもそも、頭取に関する怪文書なの
に、頭取自身が会見の場に居合わせないなんて、現代ならなさそうだけど、一九九〇年
代末なら普通だった?

 ではでは。





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