AWC 不自然さを隠す工夫   永山


        
#341/471 ◇フレッシュボイス2
★タイトル (AZA     )  18/01/20  20:15  ( 26)
不自然さを隠す工夫   永山
★内容
 TBS系で放送のドラマ「アンナチュラル」第二話を録画視聴。ネタバレ注意です。
 事件の構成はよく考えられていて、視聴者に一旦“こっち”と思わせておいて、実は
“そっち”でした、という捻りのパターンを多用している。今のところ、うまく機能し
てるように思います。慣れてくると先読みしやすくなる部分も出て来るはずなので、そ
の辺りを今後どう補っていくかに注目。捻りを増やすか、専門性を高めるか。
 今回、ご都合主義だなと感じたポイントが、三つくらいありました。冷凍車のコンテ
ナに放置されたままの結束バンド及び犯人の名前の印刷された納品書(?)と、絶妙な
箇所で切れているメモ。この内、結束バンドは物語のスピーディーさのためにやむを得
ない、メモは謎を盛り上げるために寄与しているので許容範囲。でも、名前の印刷物だ
けはちょっといただけなかった。これがなかったら、主人公らは助からなかった可能性
が高い。
 他にも、三澄が蟻塚の温泉に着目する過程が省かれてやや唐突だったのと、犯人が遺
体の現象に関して知識を有していた点は説明不足というか、描かれずに終わったか。こ
の回も十五分拡大せねば、描ききるには無理があった感じ。
 まあ、上で挙げた点はほとんどが枝葉末節な事柄であって、気にするほどのレベルじ
ゃないのですが、よくできているだけにより完成度の高いものを求めてしまう。
 改善を求めるとしたら、個人的には台詞回しの方だなあ。初回感想時にも書いたよう
に、決められた台詞をやり取りしています感が強く、掛け合いの漫才みたいになって
る。
 ラストで、バイト久部の正体がいきなり明かされ、不穏な空気が漂い始めましたが、
余計な要素を入れた結果、猥雑な展開にならないように願いたいところ。西洋の捜査ド
ラマに似ている本作だけど、久部みたいなキャラクターはもっとシーズンを重ねてから
投入するのが普通でしょう(笑)。第一シーズンの第二話で正体を明かすなら、それな
りの必然性と大仕掛けと相当な面白さを期待しちゃいます。

 ではでは。





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