AWC ◆シビレ湖殺人事件 第5章・ミキー3


        
#1060/1121 ●連載    *** コメント #1059 ***
★タイトル (sab     )  16/02/12  14:14  (131)
◆シビレ湖殺人事件 第5章・ミキー3
★内容
《はい、みなさん、おつかれー。
今日も疲れたよね。
でもまあ今日で終わりだから。
授業の方も、最後っつーことで、もう復習とかやらないで、
いきなり今日起こったことについて考えたいと思います。
と言っても最後には太陽系だ銀河系だに関わる話になっていくんだけれども。

今日起こったことと言うのは、あんた達が、と畜をしたり、野グソをしたり、
怪我をしたり。
なんでそういうことが、森の中では割と平気か、って話だよね。
確かにウンコに関していえば、登山の途中でやっても割と平気だが、
都会のエレベーターの中でやられた日にゃあ、というのはあるよね。
これは一体どういう違いなんだろう。

ただ、その前に、そもそも何故ウンコは臭いのか、
ということから考えなくちゃならないでしょう。
脳はどうしてウンコを臭いと思うのか。
逆を言うと、脳は、香水のニオイはいいニオイと思うよねぇ。
これは、脳にとってはどういうことなのか。
それを分かりやすくする為に、ちょっと、音に関して言うと、
脳は、自然の中の風の音とか、そういうのはあんまり綺麗だとは思わないよね。
だけれども、笛を通してやれば綺麗だなあ、と感じる。
これは何故かというと、ちゃんとオシログラフで目視してみれば分かるんだけれども、
笛というのはちゃんと綺麗な波形が出ているんだよね。
風というのはぐじゃぐじゃで。
だから、とりあえず、波形が綺麗だと、脳も綺麗だと感じる。
メジャーコードは明るく感じるが、マイナーコードは暗く感じるというのも
同じかもしれないね。
で、そういうのは音に限らず、人間の美醜だってそうであって、
人の顔なんていうのは光が反射しているのだから、光も波形だから、
見た瞬間、左右対称だとか、色が白いだとか、そうすると綺麗だと感じる。
という訳で、ニオイとて同じであって、
香水がいいニオイと感じるのは、オシログラフ的に波形が綺麗だからで、
ウンコが臭いと感じるのは、あらゆるものが混じっていて、
波形がぐじゃぐじゃだからなんだね。
しかーし、そうだったのか、脳にはそういう癖があったのか、
と、ここで納得して終わってしまったらダメなんだよ。
なんで脳にはそういう癖があるのかを、ガチで考えないと。
でも、とりあえずここではそれは保留しておく。

その前に、今言った、風の音と笛の音、とか、ウンコのニオイと香水のニオイ、とか、
そいうのの違いって、何かを思い出さない? 
そう、私が前々から繰り返していた、過剰と去勢の違いだね。
風の音は過剰であり、笛の音は去勢されたもの。
植物に関していえば、根とか泥とかは過剰であって、
花のニオイは去勢されたものという感じだね。
そういう、風とか花とか、自然側というか客体側はそういう感じなんだけれども、
人間側、主体側はどうなのか、というと、これはもう前から言っているけれども、
そもそもの始まり、それが遺伝子かどうか分からないけれども、
何か有機体の発生の様なものは、泥の川に太陽の光が差してきて、葉緑素とか、
ゾウリムシとか、そういう感じで、過剰が発生した、という感じだよね。
したといえる
しかし、繰り返しになるが、こういう太陽系的な過剰に対して、
遺伝子のコピーだとか、ゴルジ体の作用だとか、
そういう銀河系的な磁気が宿って去勢する、というのがあるとも言ったよね。
じゃあ、今度ここで、脳というのが出てきた。
脳というのは人間の臓器だから、生成されたものだよね。つまり過剰なものだよね。
だったら何でウンコを臭いと感じ、香水をいいニオイと感じるのか。
脳が過剰なものなら、やはり過剰なウンコをいいニオイと感じてもいいじゃないか。
しかし、前にも言ったが、骨髄や胸腺も生成物なのに、
銀河系的な作用をするんだった。
そういえば、DNAポリメラーゼも、銀河系的な働きをするんだった。
そうすると、DNAポリメラーゼの働きをイメージしてみると、
さーっと、長いジッパーが閉まるみたいに、さーっと行くのが
磁気的な感じがするよね。
途中でがくがくしているのは、もう、がん細胞が出来ている訳だから、
実際にはこっちの方が過剰なのだが、これはぐじゃぐじゃした感じで、
気持ちいい感じじゃないよね。
磁気的に、さーっと行った方が気持ちいいよね。
そうすると、もしかしたら脳だって、ニューロンにイオンが流れるんだから、
さーっと流れていくのが気持ちいいんじゃないのか。
どういうのが、さーっと流れていくかというと、
オシログラフ的にシンメトリーな香水とかだと、さーっと流れて行くんだね。
ウンコだと、ガクガクあちこちに響いて、くっせー、となるんじゃないか。

ここに至り、さっき保留していた問題の答えが出たね。
脳自体は確かに生成物ではあるのだけれども、
作用としては銀河系の磁気が宿って行われるんだから、だから、
イオンがさーっと流れていくような動きを快と感じる訳で、
それはオシログラフ的にはどういうのかというと、
幾何学的なシンメトリーな波形だから、そういうのを綺麗と感じるのだ、と。

これこれは大胆過ぎる意見に聞こえる?

さて、ここで、脳がシンメトリーが好きなのは、銀河系の都合、
という結論が出たのだけれども、そうすると、
人間は実に多くの錯覚を起こしているというのに気付く。
例えば、ミキ君の顔はシンメトリーで綺麗だ、としても、
…前々回か、チラ見だけしかしないと、イオンが少量しか流れないので、
顔細胞の輪郭のニューロンだけにイオンが走って綺麗に見えるのだ、
とか言ったと思うが…、
ミキ君の顔が綺麗だといっても、
これは、太陽の都合でシンメトリーに生成したんだよね。
しかるに、ミキ君の顔が綺麗だ、と思っているのは、
見ている人の脳に、磁気の都合で、イオンがさーっと流れるからそう感じるんだよね。
ここに錯覚がある。
こういうのは枚挙にいとまがなく、
例えば、蝶が左右対称なのは太陽の都合で、
飛行機が左右対称なのは、力学的な、つまりは銀河系的な都合なんだが、
人間の脳は、両方とも、磁気の都合で、イオンがさーっと流れるから、
美しいと思っているんだね。
或いは、どこかの街路樹、例えば、神宮絵画館前の銀杏が綺麗だと感じるのは、
太陽の都合で左右対象だからだが、
絵画館が左右対称なのは、建築上の力学の問題でしょう。
でも人間は、両方とも、イオンがさーっと流れるから、綺麗と思っている。
そういう感じで、あちこちで錯覚を起こしているんだね。

さて、最後になったが、いよいよ、
どうして森の中だとウンコその他のグロが平気なのか、
という問題にも答えが出そうだ。
つまり、森というのはそもそも生成的な場所だから、
脳内イオンがそんなに、さーっと流れようとは思っていないから、
だからウンコ系その他のグロと相性がいいのではないか、と言える。
都会のエレベーターの中では、
脳内イオンがさーっと流れたいと思っているから、
屁でもこいたら大変なことになる、とまあそういうことなんだね。

以上が今日言いたかったことなんだが、どうだろうか。
面白いと感じただろうか。ちんぷんかんぷんか。
ただ、今日喋っていて思ったことは、
今日言ったのは、脳は物質としては生成的なものであるが
中身的には磁気的なもだ、ということだったが、
これは、一番最初に、DNAポリメラーゼは中身的には磁気的なものだ、
と言ったのと同じことで、
ああ、自分の言ってきたことは一貫していたなぁ、と感じるのであります。
長々と喋ってきたが、私は全く軸がぶれなかった。

さぁ、そろそろ、最終回も終わりに近付いてきました。
短い様で長い日数でしたが、ここまでご苦労様でした。
それではみなさん、そろそろお別れの時間になりました。
それではみなさん、ごきげんよう。さようなら。》




元文書 #1059 ◆シビレ湖殺人事件 第5章・ミキー2
 続き #1061 ◆シビレ湖殺人事件 第6章・ヒヨリ再びー1
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