AWC 違う意味での心を入れ替える   永山


        
#9171/9229 ◇フレッシュボイス過去ログ
★タイトル (AZA     )  17/01/20  20:52  ( 24)
違う意味での心を入れ替える   永山
★内容
“頭部移植手術が二〇一七年末にも実現か?”という旨の記事を見掛けたのだけれど、
もし仮に頭部移植手術が可能になったとして、それは同時に、人間(人格、心)の交換
が可能になるってことなのかしらん?
 で、犯罪者が捜査を逃れるために身体を取り替える、なんていう展開を思い付いたけ
れど、現実的でないな。実世界でのリアルさという意味ではなく、作品内リアルさに欠
ける。だって、頭部移植ができるほど医学の進んだ世界なら、指紋を全く別物に仕立て
ることぐらい楽にできるんじゃないかと想像されるから。

 日本テレビ系で放送のドラマ「増山超能力師事務所」第三話を録画視聴。ネタバレ注
意です。
 家出少女の行方を突き止めるという依頼で、今回も本格的な推理物という風情は皆
無。私的に残念ながら、そっち方面での期待をしてはいけない作品らしい。
 依頼の方も、序盤でおおよその真相に視聴者の大部分が気付くレベル。なのに、主人
公は鈍感なのか、全く気付かない。超能力師(超能力者)故に感情が欠落しているとか
人の機微に疎い、という設定がある訳でもなく、ただただ、主人公が鈍いのか。物体に
残る思念や記憶は読めるが、人の心は測れないというお題なのか。何にせよ、探偵物と
しては観ている方がいらいらするパターンだ、これ。
 無論、我々視聴者は、今観ているのがドラマだからと知っているからこそ察する部分
は大いにあるけれども、そこを抜きにしても、この主人公はあまりにも想像力がない。
所長である田中直樹の役どころも、三話目になってもいまいちぴんとこない立ち位置だ
し、方向付けができていないような。どうせなら、所属探偵が複数いるのだから、毎
回、メインの探偵役が交代する方式にして欲しかったかも。

 ではでは。





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