◇フレッシュボイス2 #1759の修正
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「イチケイのカラス」> 運転士にまで偽証させたというのは真っ先に思い付きますけど、それならそれでちゃ んと描かないといかんと思う次第です。 ただ、せっかく物語を構築するんだったら、偽証ばかりじゃ芸がない。運転士が見落 とした理由を用意してくれていたら、評価がちょっと上がるのに。 たとえば、子供の着ていた服の色や柄が、踏切内の線路に酷似していた、とか……無 理があるけど。 WOWOWで放送の映画「愚行録」(二〇一七年 日本)を録画視聴。ネタバレ注意 です。 貫井徳郎による同名小説が原作とのこと。未読です。 幸せな親子三人の一家全員を殺害する事件が起きてからおよそ一年。未解決のまま、 徐々に忘れられようとしている。週刊誌記者の田中は改めて掘り下げようと取材を開始 すると、関係者の語る被害者夫婦の人物像が、当初言われていた理想の家族とはだいぶ ずれていることに気が付く。 出だしから陰鬱な雰囲気。声もぼそぼそ気味で聞き取りにくいけど、わざとなのかも しれない。 てことで序盤を辛抱して見続けていると、結構引き込まれました。面白いというのと はちょっと違って、これどうなるの的な興味が大きかったように思います。ジャンルで 言えば嫌ミスというのに分類されるでしょうから、すっきり感は著しく乏しい。だけど 新本格派に分類されるミステリ作家の作だけあって、ちゃんと仕掛けはあります。同氏 のデビュー作『慟哭』(東京創元社)よりは弱いでしょうが、それでも充分衝撃的。そ の衝撃が、本作を嫌ミスとしての良作にしているかと。欲を言えば伏線がもう少し欲し いところ。 ではでは。
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