◇フレッシュボイス2 #1733の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
スカパー!開放を利して、ドラマ「古畑任三郎」シリーズの第一シーズンを六話ほど 視聴できた。 その中の第二話、堺正章が犯人役の回で、今泉刑事が犯人に対して言う台詞「古畑さ んが奈落の底で待ってます」って、結構ぞくっとするなと今さらながら感じたです。 フジテレビ系列で放送のドラマ「名探偵勝呂武尊・死との約束」を録画視聴。ネタバ レ注意です。 原作はアガサ・クリスティによる一九三八年の小説「死との約束」。英国制作のドラ マ化シリーズで、同作を観た覚えがあります。 なので、記憶はおぼろげながら作者の企みについては覚えていました。その状態で観 ても楽しめるようになっていたかと思います。特に、原作にない天狗の要素を入れたの は、随分と冒険したものだなと感じましたが、独自色のアップに貢献していたかと。ア ガサ・クリスティの作品世界に、横溝正史のテイストを加えようとした感じ。うまく行 ったかどうかと問われると否と答えざるを得ません。クリスティの作品世界の方が強 く、天狗だの何だのが児戯にも等しくなってしまった。 仮に原作を知らない、真っ新な状態で観ても、犯人が誰なのかはだいぶ分かり易い造 りになっていたようなのも気になります。手掛かりとなるヒントの配置があからさま で、それによりある人物のアリバイがあやふやになる。これを余らせたまま解決となら ないことは明白なので、自ずとそのある人物が容疑者の枠に入ってくる。これでは台無 しです。原作者が巧みに隠そうとした真犯人だろうに、早い段階で日の当たる場所に引 っ張り出される形になる。“一般お茶の間にも分かり易いミステリ”を目指したのかも しれないけれど、視聴者を甘く見すぎじゃないかしらんと心配になった。 ではでは。
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