◇フレッシュボイス2 #1621の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
WOWOWのドラマ「夜がどれほど暗くても」初回無料放送を録画視聴。ネタバレ注 意です。 志賀は芸能ネタを中心とした週刊誌「週刊時流」の副編集長。かつては真っ当なジ ャーナリズム精神を持ち合わせていたが、今は割り切り、売れるスキャンダル記事を書 き、部下にも同じことを求めている。そんな仕事をしているおかげで、息子の健輔とは 折り合いが悪い。息子の高校の野球部部員が喫煙したことを記事にし、結果、チームが 大会に出場できなくなったのが決定打となり、健輔は大学生になったのを機に家を出て 独り暮らし。長い間、父子は会話がないどころか、顔すら合わせていなかった。 そんなある日の深夜、一本の電話が自宅に入る。健輔が大学講師の女性とその夫を殺 害した上に、同じ凶器で自殺を図ったという。病院に駆け付ける志賀と妻・鞠子。健輔 は意識不明のまま集中治療を受け、ここ数日が山だという。 事件はじきに公にされ、志賀の自宅のあるマンションにもマスコミが殺到する。週刊 時流の編集長・烏飼は自社の記者といえども特別扱いはできない、矛先を鈍らせること なく取材すると決め、志賀に言い渡す。刑事によれば、健輔は講師の星野希久子に横恋 慕し、告白するも断れたが為のストーカー殺人の疑いが濃厚だという。信じられない志 賀だが、息子とは没交渉だったため何とも言えない。妻は必死の形相で否定する。 一方、被害者夫婦の一人娘で高校生の奈々美は、事件当夜は京都にいて留守にしてお り、両親が殺害されたことも警察署に着くまで知らなかった様子だ。 数日後、病院を訪ねた志賀夫婦の目の前で健輔の容態が急変。そのまま帰らぬ人とな る。容疑者死亡はすぐに報じられた。奈々美は激しく動揺する。 志賀への取材熱は一層高まり、週刊時流の記者で志賀かかわいがっていた新入りの井 波も容赦なく聞いてくる。志賀は取り囲むマスコミらをスマホで動画撮影し、週刊時流 の巻頭記事として載せるぞと脅しまがいの言葉を吐いて切り抜け、その足で編集部に向 かう。編集部では烏飼に呼ばれ、事件を報じる他誌の数々を見せられた。そこには健輔 がどんなに異常者で、殺人を引き起こしてもおかしくない人物であるかのように綴られ ていた。憤慨する志賀に烏飼が持ち掛ける。加害者(容疑者)家族として反論記事を書 かないかと。志賀には葛藤はあったものの、息子の無実を信じる気持ちが勝り、承諾す る。 その記事を掲載した週刊時流は即完売。だが非難の声も沸き起こり、編集部の電話は 鳴りっぱなし、ネット掲示板などでも炎上状態に。ついには志賀の自宅住所や電話番号 まで晒された。自宅に非難の電話やファックスが来るようになり、妻の鞠子はノイロー ゼ状態に。独断で反論を書いた志賀を詰る。志賀も親として黙っていられなかったと返 すが、「あなたにそんなことを言う資格があるの?」と再反論されて言葉が出なかっ た。 バッシングは収まらず、結局、志賀は週刊時流を離れることに。移動先は同じ出版社 ビルの地下にある「月刊時流」。かつてLGBTに関する差別記事を載せたおかげで売 り上げはがた落ち、今や島流し扱いの部署だった。 ――あらすじは以上のような感じで。 原作は中山七里の同名小説で、前回のWOWOWドラマ「「セイレーンの懺悔」と同 じ原作者。「セイレーンの懺悔」に登場した刑事の宮藤が、本ドラマにも登場していま す。ただ、宮藤刑事の視点を採った捜査場面は少なそう。代わりにその部下の一人であ る長澤刑事が捜査の中心になる雰囲気。原田泰造演じる長澤は週刊誌に悪感情を持って いるらしく、志賀の息子が犯人だと決め打ちしている感がありますが、果たしてどうな るか。 マスコミ人間が取材される立場に立たされたときどうなるか、どんな振る舞いをすべ きかが肝の一つ。面白い着眼点だけど、志賀が思った以上に強いのね。一般市民が溜飲 を下げられない。(^^; 冗談はさておき、殺人犯の親が住んでいるマンションなんか資 産価値が下がるからと、退去するよう求めてくるマンションの住民達が怖い。 ではでは。
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