◇フレッシュボイス2 #1607の修正
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WOWOWのドラマ「セイレーンの懺悔」最終回をWOWOWオンデマンドで視聴。 ネタバレ注意です。 最終回ってことで、あらすじはいつものように省略。 と言いつつ、全四回とは知らずに、つまりは最終回とは思わずに観ていました。なの で、事件の隠されていた真相が明らかになるくだりで、「あれ? 早くも盛り上げてき たな。まだ何か裏があるのかな?」なんて感じてました(苦笑)。 前回の感想で書いた中の注目人物が鍵を握っていた。ドラマを見慣れている人には、 ああやっぱりねということになりますが、それを込みにしてもまあ面白かったと言えま す。力業ではあるけれども一度ひっくり返した事件の犯人をもう一度ひっくり返したの は、それなりに伏線が張られていたこともあり、不満はありません。文句を付けるとし たら、証拠の扱いですかね。犯行現場である工場跡におちてたパチンコ玉、そいつに付 いていた指紋やら何やらで犯人特定となるのですが、最初の捜索の時点で警察が見落と していたというのが納得しづらい。事件に一旦結論が出たあと、まだ何か裏があるのか もしれないと現場を訪れた刑事が見付ける、という流れになっているから、ぎりぎり警 察の面目は保たれている……のかな? とにかく廃工場に、たった一個とは言え真新し いパチンコ玉という異物が落ちていたのなら、警察の捜査員が最初の段階で見落とすと は考えにくい。逆に、何者かが置いた偽の手掛かりという線を疑うべきなんじゃないか とさえ思う。 で、犯人は犯行後、昼間に何度か現場に出向いてパチンコ玉を探しており、その姿を 記者に見られもする(被害者を悼むためと解釈されるので疑われない)。目撃されるく らいならいっそ多少不自然でも、パチンコ玉を二十個ぐらい持って行って、現場で転ん でばらまいてしまった、ぐらいの芝居を打ったらよかったのに。 解決のあと、さらにもう一つの仕込みがあって、そこは素直に感心したです。これで 一件落着だ〜と安心していたところへ、どきりとさせられる状況が明らかになる。加藤 元浩の推理漫画「証明終了」シリーズ(講談社 月刊少年マガジンコミックス)でよく みられる、最終盤のちょっとした台詞で作品の色が決まる(がらりと変わる)あの感覚 と似た味わいがありました。 ではでは。
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