◇フレッシュボイス2 #1367の修正
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WOWOWのドラマ「鉄の骨」第三回を録画視聴。ネタバレ注意です。 富島平太の属する池松組は地下鉄工事落札に向けてのコストダウンのため、工法の見 直しに着手。従来のシールド工法が円形に掘り進めるのみであるのに対し、特許出願中 の楕円やスクエア型にも掘り進められるマシンを使えば、工期の相当な短縮が見込ま れ、全体で約二割のコストダウンが達成できる見込みと算出された。 この強力な武器を手に、当座の資金として五百億円の融資を銀行に依頼するが、銀行 側の担当者の一人である園田は細かなチェックを入れて難色を示す。返答は後日という ことになった。 また、真っ当に入札で勝ち取ろうとする池松組に対し、横やりが入る。大手ゼネコン の真延建設が地下鉄工事をどうしても取りたい、でないと我が社は潰れると国会議員の 城山に泣きついたことで、今回も調整が打診されてきたのだ。 業界の天皇と称される三橋に、一年後の大がかりな橋梁工事(七千億円規模)を代わ りにやってもらうという条件を示され、手を引くように言われる池松組。平太は以前、 三橋から調整・談合ばかりしている状況はもう終わりにしなければという言葉を聞いて おり、信じられない思いでいた。 報告を受けた池松組社長は一も二もなく、三橋の条件を飲むよう指示。これまでの働 きが水泡に帰す社員達の士気は下がる。納得のいかないのは平太達だけでなく、常務取 締役の尾形も同じ。尾形はチームは解散せず、内々に計画を進めることを命じる。今回 の調整は真延を救うためのものであることは明らかで、業界内には真延なんぞ潰れて結 構という会社も多い。調整が成立しない見込みは充分にあると踏んだのだ。 一方、検察の捜査も地道にではあるが確実に進んでいた。城山へとつながるルートに 辿り着くまで、あと一歩。 ――以上が第三回の粗筋でした。今回はエピソード間のつながりが明確で、特に分か り易かった。 上のあらすじに書かなかった展開としては、平太の彼女である萌が、園田からのアプ ローチになびきそうな様子に。平太から指輪を贈られても断ったくらいだし、平太が業 界特有の不正に関与したことがどうしても引っかかっている模様。最終的に彼女の対応 によって、主人公の運命が決まるのかしらん。ただそれだと恋愛小説っぽくなってしま いそうなので、焦点は別のところにあるはず。 前回の感想でたいした社員じゃないんじゃないの的なことを書いた尾形常務ですが、 今回は存在感を示しました。リーダーシップというか物事の遂行能力に優れているタイ プだったのね。 作中に出て来た新シールド工法って、本当にあるのかしらん。実現には到ってないに してもある程度現実味のある物でないと、この手の作品には出しづらい気がする。 ではでは。
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