◇フレッシュボイス2 #1285の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
HBJさんの病理と症状のたとえはユニークで面白いですね。 全てのミステリーが、病理以外の部分がおざなりとは思えませんが、どちらに力が入 っているかというと、病理の方に重きを置いたタイプの方が多いかもしれません。 トリックをきれいに成立させるために登場人物の職業や性格、名前を決めたり、物語 の場所や年代をいじったりするのが多数派。物語が先にできていて、その登場人物が案 出しておかしくないトリックをここに当てはめよう、なんて書き方をする推理作家はご く少ないはず。 NHKで放送のドラマ『ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜』第五話を録画視 聴。ネタバレ注意です。 進まないな〜と思いつつ観ていたら、前後編ものだったようで、次回に続くとなっ た。前後編ものであることが分かり易いようなサブタイトルにしてほしい……。 冒頭、ハムラが探偵の看板を下ろすシーンから始まったので、何ごとかと思ったら前 回の事件を引きずっているという設定だった。あんなホラーめいた内容で探偵としてや っていくことが揺らぐってのはよく分からない。真っ当な事件なのに結果がああなった としたら打ちひしがれても理解できなくはないけれども、前回は特殊すぎで、あれを基 準に持って来るというのは違和感がある。 さて今回分は、前後編の前半だということからか、随分と余裕がある作りで、じっく り描いていると言うよりも、悪い意味でのスローペース。しかも関係者のほとんどが何 か隠しているらしいという展開だから、観ているこちらは隔靴掻痒感が強まり、いらい らも募る。 個人的に今回特に腑に落ちなかったのは、依頼人である父親の行動。娘が家に帰って 来ない、娘の友達が居場所を知っているはずだから口を割らせてくれ――ここまではい い。その後、離婚した妻が現れ、「うちには娘は来てない」「元夫は娘が行方不明にな ったことを伝えてこない」と言う。父親は元妻に「娘はいつものように君のところにい ると思っていた」と答える。 うん? そう思っていたのなら、探偵に依頼する必要はない。依頼したからには、そ う思っていなかったはず。だが依頼に踏み切るには、まず元妻の家に娘がいないことを 確認する必要がある、なのに確認していない。辻褄が全然合っていない。 探偵が何か気にしている様子はあるものの、このおかしなポイントを気にしてのもの か否かは不明。 結局、観ている間中その点が気になったが、説明なしで後編に続くとなったため、も やもやが取れない。 ではでは。
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