◇フレッシュボイス2 #1128の修正
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WOWOWのドラマ「トップリーグ」初回無料放送を録画視聴。ネタバレ注意です。 二〇一四年。大手の全国紙である大和新聞・経済部記者の松岡は、諸事情により急 遽、政治部へ転属される。内定していた経済部チーフの話が立ち消えとなり不満を抱い たままの松岡は、官房長官の定例会見で、ルールを無視して予定調和でない質問をぶつ ける。このことで近藤官房長官の目に留まったのか、懇談会に来るよう声が掛かり、番 記者となる。その内、近藤の各社番記者の中で特別扱いを受けている三人の存在に気付 く。政治部部長・阿久津の話によると、政治部記者にはトップリーグと呼ばれる特別な グループがあり、そこに入り込めたら見える景色が変わるという。何とかトップリーグ に入りたい松岡だが、手立てがない。なりふり構わず、大先輩に直に方法を尋ねるもは ぐらかされて終わり。燻っていたが、ある会見のあと、先の三人と同時に、スマホへ官 房長官秘書からの連絡が入り、招かれる。内密の懇談会に出席し、トップリーグに入れ たと得意になっていた松岡に、阿久津から電話が。指定された場所に出向くと、そこに は阿久津と近藤官房長官がいた。 一方、かつて松岡と同期で、大和をやめてからは週刊誌記者の酒井は、湾岸地区埋め 立て地で掘り起こされた金庫とその中身一億五千万円の正体を追い始めた。金は旧紙幣 で、帯封から一九八一年に日本不動産信用銀行(NFB)が扱ったものと分かる。酒井 は年代と銀行を考慮すると、日本最大の疑獄事件の金である可能性が高いと当たりをつ け、元NFB行員で特命部だった久保に接触を図る。金庫の金が今の日本を揺るがしか ねない“最後の藁”だと示唆される。数日後、テレビで強盗殺人が報じられ、犠牲にな ったのが久保だと知った酒井は……。 粗筋はこんな感じ。原作は相場英雄の同名小説で、私は未読です。 これもほぼ予備知識なしで視聴を決めた。最初はラグビードラマかなと思っていたく らい(ラグビーの国内リーグの名前がトップリーグ)。 第一回は面白かったし、今後も面白くなりそうな要素がいっぱい。今回のラスト、重 要な証言をした人物が消されるというのはベタですけど、初回は視聴者を掴むために黄 金パターンで“もてなす”のもありだと思います。 松岡の待遇が急によくなったことと、近藤官房長官がそんなことをする理由を考えて みると、官房長官は野心満々で首相の座を狙っているのかな。 ではでは。
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