◇フレッシュボイス2 #1057の修正
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米国の元プロレスラー、“美獣”ハーリー・レイスが肺がんの合併症で死去。七十六 歳。 合掌。 七十六と聞いて、意外とまだ歳を食っていなかったんだと感じる。それだけ、若い頃 から貫禄たっぷりだったという証。 私がプロレスをテレビで観始めた頃の世界最高峰、NWA世界ヘビー級王者がレイス で、世界一強いレスラーってことになってました。どんだけ強いのかと期待して見始め ると、そんなに強さは感じない。むしろ、技を食らって派手に倒れるシーンの方が多 い。ただ、やたらとしぶとい。特に世界タイトルマッチになると、フォールやギブアッ プ負けでない限り王座は移動しないというルールをフル活用し、負けそうになると、レ フェリーに手を出して故意に反則負けを選んだり、場外乱闘から両者リングアウトに持 ち込んだりと、ダーティチャンプと呼ばれるのも当然の試合運びでした。 だいぶ前に触れたニック・ボックウィンクルと同様に、レイスも世界王者を降りたあ との試合が滅茶苦茶強かったのを覚えてる。ハードスケジュールから解放されたから体 調が戻った、というのが当時よく言われた理由付けでしたが、そこにプラスして、世界 王者は今にも負けそうな試合を世界各地で繰り広げて、次こそは地元のヒーローがタイ トル奪取するかもとその土地の観客の期待感を煽る役割があるんだと知ったのは、だい ぶあとのこと。 愛称と言えば、日本語のニックネームが美獣、海外ではリングネームに“ハンサム” と入れていたそうで。西洋ではこういう顔立ちが男前なのかと思ってましたが、後に、 いわゆる反語だと知りました。 レイスと言えばジャイアント馬場のライバルの一人に数えられますが、プロレスのキ ャリア晩年になると、ブッチャーやハンセンといった悪玉レスラーでも馬場とタッグを 組んだのに、レイスだけは組まなかった。天龍とは組んだぐらいだから日本人とのタッ グ結成にわだかまりがあった訳ではなく、馬場とは常に違うコーナーに立ちたいという 意識の表れなのかな。 あ、レイスの奥さんに言い寄ったヤス・フジイという日本人レスラーがいて、話を聞 きつけたレイスはヤス・フジイの控室に乗り込んでピストルを床に向けてぶっ放したっ て逸話があるけど、多分関係ない。(^^; ではでは。
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