◇フレッシュボイス2 #0616の修正
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WOWOWのドラマ「真犯人」第二回をメンバーズオンデマンドで視聴。ネタバレ注 意です。 平成二十年(物語の中で現在進行形)に裾野市で起きた殺人を担当する刑事の日下 は、昭和四十九年発生の男児誘拐殺人と関連ありと確信し、その事件の時効一年前に特 捜班を率いた重藤元刑事を訪ねる。協力を依頼する日下に対し、重藤は根拠が弱いとし て断る。日下は根拠を補強すべく、捜査を続行。殺人被害者の男性・須藤勲の勤め先に て、彼が誘拐殺人の被害に遭った別れた妻の息子(尾畑)守の遊び道具二点(野球のグ ローブと赤いプラスチック製のバケツ)を飾っていたことを聞き出す。実物を見せても らおうとすると、それらが消えていることも分かった。そして須藤勲が殺害された現場 からは、赤いプラチック片が見付かっていた。恐らく守の持ち物だったバケツの欠片 だ。だとすると、須藤は息子の遺品を持って土地勘の乏しい場所に出向き、殺されたこ とになる。これこそ、現在の殺人事件とかつての誘拐殺人とを結び付ける根拠と言える のではないか。この件を重藤に持っていくと、今度は捜査協力の依頼に応じてくれた。 そして、かつての特捜班にいた刑事が残した手帖に文字だけがあった“第三の筋読み” の内容について、語り出す。特捜班は三組に分かれて真相を追っていた。一つは、被害 者の父親で妻とは別れていた須藤勲。一つは、尾畑家がそこそこ金を持っていてすぐに でも身代金を払えると知っていた、前科のある男。そして最後の一つは、誘拐が目的で はなかったという線だった。 ――粗筋はこんな感じ。 キャラクターを表す細かい心理描写やエピソードは省いていますが、ポイントを押さ えており、登場人物の特徴がよく伝わってきます。 誘拐殺人の時効一年前である昭和六十三年の段階で、被害者家族が警察に不信感を抱 いているのは説明があったし、分かりますけど、平成二十年の時点で被害者家族が捜査 に協力的出ないのは、不信感だけでは説明できない。となると家族の中で何かがあっ て、誘拐殺人なり別れた夫の殺人なりにつながっていると推測するのが常道だけど、い まいちしっくり来ない。前の感想にも書いた気がするけれども、誘拐事件が身内の犯行 なら、余程の理由がない限り、迷宮入りなんてならないと思うので。その辺りを納得さ せてくれる物があるのか、それとも全く別の真相なのか……楽しみ。 しっくり来ないと言えば、誘拐事件で被害男児の守を最後に見た第三者である近所の 女性の証言について、昭和六十三年になって誤りがあったと判明するくだり。一階の勝 手口から目撃したとされていたのが、本当は二階の窓から目撃していたことが明らかに なる。うーん、最初の捜査がどれだけ杜撰だったんだって話になるなあ。あるいは、警 察内部の都合でよからぬ“力学”が働いたなんて風に持っていくのか。 ではでは。
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