◇フレッシュボイス2 #0425の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
QUINTETを視聴して以来、AbemaTVの番組表をたまにチェックしてま す。今日の昼食時、アニメ「金田一少年の事件簿」をやっていたので、懐かしさもあっ て観てみました。 サブタイトルは「聖バレンタインの殺人」、三回に渡るエピソードを一挙に。昔、地 上波で本放送された際に観ている可能性がそこそこあるはずなんですが、幸か不幸か内 容はほとんど覚えていない(汗)。以下、ネタバレ注意です。 で、その微かな記憶が残っているせいかどうか、途中でトリックは分かり、怪しい言 動をした人物Aの当たりもついた。でも、作中で描かれた通りなら、そのAには犯行が 不可能という状況が成立してる。はて困ったぞ、これは思いも寄らない別の真犯人がい るのか?と期待が膨らみました。が、最後まで観ると、やっぱりAが犯人。Aが犯行を 成し遂げた過程が適当にスルーされ、終わってしまった。具体的にトリックと状況に触 れると、次のような感じ。 金田一一の女友達・美雪と被害者Bが行方知れずになっている。犯人はBを昏倒させ て場所Xに監禁し、そこを場所Yと思わせる細工をしておく。美雪の方も意識を失わ せ、森の中に放置。意識の戻ったBが助けを求める電話を、みんな(Aを含む全員。こ の時点で既に刑事もいる)が集まる場所Zに掛け、「Yに監禁されている」と伝えたと ころで、Aはうまく電話を奪ってそれ以上の通話を不能にする。金田一ら四名がYに様 子を観に行く間、Aを含む三名はZに残る。YにBの姿はなく、何かを引き摺った痕跡 があった。金田一達は周囲に捜索範囲を広げる。金田一は美雪を発見し、命に別状がな いことを確認すると、手当てできる場所を求めて歩く回る。程なくしてXに辿り着き、 殺されたBを発見。 こんな流れだったので、Bの電話を受けて金田一ら四人が出て行ったあと、居残った 犯人Aは他の二人の目をごまかして場所Zを離れ、Xに向かい、Bを殺害、場所Xに施 した細工を始末し、新たな細工をしなければならないのですが……その時間がない。他 の二人とともに場所Zにずっといたことになってる。 これは原作漫画に当たらねばと調べてみると、アニメ「聖バレンタインの殺人」は漫 画「聖なる夜の殺人」をアニメ用にリメイクした作品と判明。講談社コミックスデラッ クス『金田一少年の事件簿短編集2:金田一少年の推理』所収と分かったので、手元の 本をチェックしてみたら、購入してた(笑)。そして「聖なる夜の殺人」を読むと、だ いぶ改変されていると分かる。発生時期がクリスマスとバレンタインで異なるのはもち ろん、殺人の数も違うし、登場人物の性格まで大胆に変えてある。 そんな中、上述のアリバイトリックは同じ。ただ、漫画の方では犯人が犯行を推敲す る時間が確保できたことが分かるよう、描いてあった。アニメ版は、先行する第一の殺 人を足した流れで、つい、金田一が美雪を救う場面を入れたくなったのか、それによっ て起こる齟齬が置き去りにされたように感じたです。 ではでは。
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