●連載 #1067の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
避難訓練終了後は、一度部屋に戻って着替えました。今日のドレスコードはカジュア ルですから、別に昼間の服装のままでもいいのですが、雨降りで中華街をうろうろする 間に濡れましたし、着替えてこざっぱりしようと。ついでに荷物の整理も。一泊分長い だけで荷物がやたらに増えた気がする……まあ、インフォーマルデーがあるし、前回は 男の二人旅だった訳で、事情が違います。 そうこうする内に、フェアウェルパーティの時間が来ました。出港に合わせたセレモ ニーです。 雨が降り続いていたなら、これも船内で行われるはずでしたが、開始時刻である16 :45の段階で、上がっていたようです。その証拠に、銅鑼を持った船員がプロムナー ドデッキ(第七デッキの外周)を練り歩くのが、窓からちらと見えたです。これは急が ねば。すぐさま準備し、プロムナードデッキへ直行しました。が、すでに人でいっぱい でした。皆さん、いつものことながら――とベテランぶってみたり(汗)――早いな あ。 今回は悪天候だったためか、紙テープ投げはなし。先述の通り、すでにほとんど上が っていたのですが、足元が濡れているからかな? また、飛鳥Uの本拠地・横浜港から の出港であるせいか、派手なセレモニーもなしでした。一般の人が見送るのみだったよ うです。それでも、“くじらのせなか”には大勢の人が見送り&見物に来ていました。 船側はもっと盛り上がってたなぁ。噂に聞いていた、乗客と乗員が一緒になってジェ ンガ風に踊る様も、今回は見ることができました。さすがに加わりませんでしたけれ ど、凄く楽しそう。船のバンドによる音楽や歌が奏でられると、周りも乗って盛り上が る。「カントリーロード」「いい日旅立ち」等、郷愁を感じる曲、旅立ちを思わせる曲 が揃っていましたね。 出港時刻の17:00を十分ほど過ぎた頃、11デッキに移動。さらに12デッキに も。撮影する分にはこれら上階からでもなかなかよく、さらにタイミングが合えば、夕 食前にレインボーブリッジをくぐる様を間近で見られるかなと考えた訳です。 が、タグボートによる牽引などの動きを見ていると、夕食(前半組)の始まる17: 30にはちょっと間に合いそうにない。五分前まで粘りましたが、あきらめました。 そして夕食の会場であるフォーシーズンダイニングへ。行列ができています。並ぶ必 要があるとは思えないのですが、何でだろ? 海の見える窓際のテーブルへ案内しても らいたいってことなのかしらん? 夕食のお品書き ・アミューズ:雲丹のカクテル ・アペタイザー:真鯛の煎茶マリネ カルパッチョ仕立て ・スープ:ほうれん草と生姜のスープ ・海の物:鰆の知覧茶入りパン粉焼き ・メイン(下記の四つから一つを選ぶ。★はシェフおすすめ) ★1.神奈川県産ポーク肩ロースのほうじ茶煮 甘長唐辛子添え マスタード風味 2.ひじきと貝柱のスパゲッティー玄米茶風味 3.舌平目のポワレ 4.季節の温野菜料理 〜ほうじ茶風味のポトフ〜 ・デザート:抹茶ティラミス ・コーヒー又は紅茶 ・飛鳥U自家製各種パン ・ドリンク各種(今回は指定銘柄に限りフリードリンク) 今回はしっかりとメニューの紙を頂いてきました。ただ、全部を理解して書き写して いるのではありません、あしからず(汗)。 シェフの説明によれば、このディナーは健康のため、お茶を活かしたメニューになっ ているとか。 雲丹のカクテルは、カクテルグラスに、にんじんのムースとお茶の?ジュレを盛り、 さらに雲丹を乗せた一品。美味。味は濃くもなく薄くもなく、ただ雲丹の風味は濃厚に 感じた。このあとへの期待感が高まる。特に、お酒が好きな人なら酒・食ともに進みそ う。 真鯛の煎茶マリネは、鯛の切り身を煎茶でしめて花びらのように並べ、細切り野菜を 散らした料理。イクラの入ったソースが周囲を彩っていました。これも美味。野菜が食 べにくかったのと、ソースが残って勿体ない(笑)。 スープは……普通。出汁の利いたコンソメスープっぽい汁物に、ほうれん草と生姜が 入ってるのを想像してもらえれば、だいたい当たっているかと。 海の物は、お品書きでは「From the Sea」となっていましたが、意訳?し ました。鰆の切り身に緑がかったパン粉をまぶして焼いた物。しめじか何かのソテーっ ぽい物(でも味は佃煮に近かったような)が添えてありました。これも美味しかった。 けど、ナイフとフォークでは食べにくかった。魚の肉って下手にナイフを入れると、各 層単位でぱらぱらと剥がれちゃって、フォークで処理しづらいです。 メインは、私は1を選びました。豚肉は拳サイズで、柔らかく煮込んでありました。 甘長唐辛子というがよく分かりませんが、辛くはなかった。他にレンコンや大根やにん じんの煮物が添えてあった。これも美味しい。豚の角煮を、豚肉のかなりよい部位で作 ったら、こんな風になるかも(汗)。御飯が欲しくなる一皿でした。 母は4を選択。小さな洋風鍋に、蓋をした状態で出て来たので、どんな料理なんだろ うと思ったけど、中身は普通に、色んな野菜を煮込んだポトフでした。結構、熱かった みたいです。 デザートは抹茶ティラミスに、梅?風味のシャーベットが添えてあった。抹茶ティラ ミスは抹茶とあずきの層を重ね、和のテイストに拘った感じ。“甘すぎない甘さ”より はちょっと甘かったかな。シャーベットの方がより美味しかったかも。 あと、ドリンクは前と同様、まずはグレープフルーツジュースを頼みました。その 後、二杯目のオーダーを取りに来た際に、今回のクルーズはフリードリンクなので折角 だから飛鳥ビールを試そうと思い、メニューを見ずに飛鳥ビールと告げたら、他のメー カー品ならあるけど飛鳥はないよと言われちゃいました。知らなかった。というか、飛 鳥ビールが指定銘柄に含まれていないのね。別料金でも提供してないってことは、品物 自体がないってことかしらん。結局、ビールを取り消して、パイナップルジュースを頼 みました。 なお、母はアップルジュースをオーダー。かなり甘かったらしい。二杯目は冷たい ウーロン茶に変えていました。 続く。ではでは。
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「●連載」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE