●短編 #0431の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
温水シャワーという触れ込みだったが、実際は水シャワーを浴びて、震えながらシャ ワー室を出てくると彼女がいた。長い髪で、相変わらずに皮肉っぽい目をして私をみ た。 「久し振りだね」 「礼文島いらいね」 あれから二年ほどたっていた。 「君がこんな安宿にいるとは思わなかった」 ここはカトマンズでも最下級の安宿だった。 「どうしてたの」 「旅の費用をかせぐためにせっせとバイトさ。君みたいに金持ちじゃないんでね」 「そう」 私の今回の旅は始まったばかりだった。これでちょっとは面白くなりそうだなと思っ た。
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