●長編 #0564の修正
★タイトルと名前
親文書
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
高尾山ハイキングの当日、集合時間の1時間も前に高尾山口駅で待ち合わせをした。 ロータリーを出てきたところに知る人ぞ知る『ホテルバニラスィート』があった。 巨大なチョコレートケーキの様な建物を見上げて、 「ここを通る度に、あそこで楽しい思いをしている人もいるんだろうなぁ、 って思っていたんだ。入ってみようか。まだ1時間もあるし」と時任は言った。 「えー、又ラブホ?」 「今日はすっごくセクシィーな気分なんだよ」 部屋に入ると一応あたりを見回す。 でっかりWベッドの上に浴衣が2枚。 テーブルの上にはお茶菓子と缶のお茶。 風呂場を覗くと、ジャグジー風呂になっていた。 全体として、田舎のモーテルみたいな風情。 そんなのには大して興味をしめさず、「さぁさぁ」と言うと、 さっそくベッドに倒れ込んだ。 「今日はとにかくセクシィーな気分で我慢出来ないんだよ」 パンティーを脱がすのももどかしくセックスに移行する。 セックスの間、パンティーはベッドの上に丸まっていた。 約5分で終了。 案の定、膣液が1メートル程度のシミを作っていた。 その上にパンティーが丸まっていた。 「ちょっとぉ、濡れちゃったじゃない。これからハイキングだっていうのに」 と郁恵。 「ちょうどよかった。つーか、今日誕生日だろう? プレゼントを用意してきたんだよ」 言うと、ナップサックから包を出して、渡す。 郁恵が包を開けると中からパンティーが出てきた。 ランジェリーショップで売っている様なセクシィーなパンティーが。 「なぁにぃ、これ」パンティーを広げてひらひらさせながら言った。 「誕生日のプレゼント…。嘘嘘、本当のプレゼントはこっちだよ」 言うと、スウォッチを渡した。メルカリで落札した二千円の キティーちゃんのスウォッチ 「あ、これ、いいじゃない」と郁恵は喜ぶ。 「こうやって、パンティーの後の時計を渡すのは『アニー・ホール』 みたいでやりたかったんだ」 「え、なに? 『アニー・ホール』?」 「まあ、そういう映画があったんだよ。とにかく、その時計でも、 もう十一時近いだろう。そろそろ集合時間だから行かないと。 さあ、早くそれを履いて」 郁恵はセクシーパンティーに脚を通した。 「お弁当どうしよう。高尾山口に売っているのかなあ、 それとも山頂に蕎麦屋とかがあるのかなあ」 「弁当はもう買ってきたよ。君の分も。今日から物産展だったんだなあ。 セレオ八王子で」 「へー。なんのお弁当?」 「それは山頂でのお楽しみだよ」
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