◇フレッシュボイス過去ログ #9188の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
BSジャパンで放送の時代劇ドラマ「人形佐七捕物帳」第九話『蛍屋敷』を録画視 聴。ネタバレ注意です。 薬問屋の所有する隠居所で囲われている若い女性・お俊が、何者かに刺し殺され、血 塗れの蚊帳とともに箱に押し込められた状態で見付かった。蚊帳には一匹の蛍がとまっ ていたが、この町中にいるような虫ではない。 一年前には、同じ薬問屋で隠居のお源が絞め殺されるという事件が起きていた。その ときの下手人とされたのが、竜野から来た行商人の彦三郎で、彼の手ぬぐいが凶器に使 われていたことが決め手とされた。しかし、お源が貯めていた千両もの大金はどこかに 消えたまま、行方知れず。彦三郎も無実を主張し続け、特赦で島流しに。完全決着を見 ていない過去の殺しが、今度の事件とつながっているのか? 調べに乗り出した佐七 は、隠居所にもう一人、女がいたことを突き止める。 ――と、オーソドックスな推理物って感じの滑り出しですが、進むに従って、色々と 難が出て来たような。その最たるは、一年前の事件の扱い。彦三郎の他に薬問屋の若旦 那も疑われていたが、アリバイがあって晴れる。そこまではいいとして、被害者のお源 から暇を出されようとしていた番頭が、何故か疑われていない。そのときに調べていた ら、あれやこれやと分かって、後の事件も防げたかもしれないのに。 あと、サブタイトルに入っている蛍の扱い。どのような形で謎解きに絡めてくるのか と期待していたら、え、この程度?ってレベル。蛍でなければならない理由は、ないと は言えないけれど、積極的な必然性はないなあ。 まあ、今回の作品の眼目は、佐七の子分の一人、豆六が最初に関わった一見というと ころにあるのでしょう。江戸の町で関西弁を駆使する豆六がいかにして佐七の元へやっ て来たのか、そのエピソードについてはなかなか面白く仕上がっていたと思います。キ ャラクターがよく出ていたし、そのキャラが物語にも多少ではあるけれども活かされて いたし。 さて、これでレギュラー陣の過去話は一巡したはず。次からはまた推理に重きを置い たエピソードが繰り広げられることを期待。 ではでは。
メールアドレス
パスワード
※ゲスト書き込みはアドレスGUEST,パスワードなしです。
※まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「◇フレッシュボイス過去ログ」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE