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●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー１　　　ぴんちょ 　　(235行)
アサー、目が覚めて、あーとあくびをしたが、瞼が浮腫んでいて目が開かない。 ぐーっと伸びをして、その手で頭を押さえてみると、髪が逆だっていて、 こりゃあサモアの原住民みたいになってんじゃないか、と思った。
◆●連載 #1043 2016/01/22

●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー２　ぴんちょ 　　(158行)
原っぱに戻ると、女子達に、土砂崩れの状態を説明して、 「そういうわけだから、とりあえず引き上げ」と言った。 「じゃあどうやって家に帰るのよ」ヒヨリの顔が星飛雄馬のスパイクになる。
◆●連載 #1044 2016/01/22

●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー３ 　　( 66行)
カマドのところに戻ると、ヨーコが一人で座っていた。 「あれぇ。他のみんなは？」 「泳ぎに行ったよ」 「とか言ってケツを洗いに行ったんだな。つーか、まさか裸で泳ぐの？」
◆●連載 #1045 2016/01/22

●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー４ 　　(104行)
「俺、どっちかって言うと、ミキよりヨーコの方が好きだな」と突然言った。 「俺、適当に言っているんじゃないよ。太田裕美とか好きだし。 ヨーコって太田裕美似だよな」
◆●連載 #1046 2016/01/22

●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー５ 　　( 82行)
うーむ　俺は顎を揉みながら唸った。 こりゃあ何か大発見をした気分だぞ。 ヨーコが戻ってきたら色々なところをチェックしてやろう。 髪の毛の生え際とか、陰毛の生え具合とか。
◆●連載 #1047 2016/01/22

●◆シビレ湖殺人事件　第２章・春田ー６ 　　(225行)
《はい、皆さん、お疲れー。 今日も又悲劇に見舞われたみたいで、 そのことは、誠に気の毒だとは思います。 しかーし、勉強は勉強でやってもらわないと。 そうは言っても、こんな勉強したところで、今日の自分達に何の関係があるんだ、
◆●連載 #1048 2016/01/22

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