“「長野飯山殺人事件」1 朝霧三郎 ” の続き
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●「長野飯山殺人事件」1 朝霧三郎
(229行)
1 飯山ミュージック劇場は、こんな場末にあって、しかも雪で足元が悪いのに、 盛り上がっていた。 天井にぶら下がったスピーカーから、音割れしたハウスミュージックが
◆●長編 #0523 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」2 朝霧三郎
(126行)
2 その晩、一睡も出来なかった。 夜中じゅう、強迫観念に襲われていた。 やくざに拉致られて廃工場でリンチを受ける。 生爪を剥がされたり、歯をペンチで抜かれたり。
◆●長編 #0524 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」3 朝霧三郎
( 69行)
3 それから俺は、胸の病気の治療の為に、市民病院の呼吸器科に行った。 待合室の長椅子に座っていたら、「よっこいしょ」と、 トートバッグを持った牛山が腰を下ろした。
◆●長編 #0525 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」4 朝霧三郎
( 59行)
4 俺は午後からの勤務の為にレガシィでマンションに向かった。 このややこしさから逃れるには、 誰かにフィリピーナをおっつけなければならない、と思っていた。
◆●長編 #0526 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」5 朝霧三郎
(106行)
5 駐車場に行くとレガシィに乗り込む。 車内でも息が白かった。 カミールに電話すると英語で話した。 「もしもし、サイキ。分かる?」 「もちろん」 「今日、会いたいのだけれども。偽装結婚のことで。大丈夫?」
◆●長編 #0527 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」一 朝霧三郎
(152行)
一 私、佐山と中川が同人の斉木に誘われて このスキーマンション兼ホテルに来て三日が経っていた。 初日はごたごたがあってろくにスキーも出来ず、 これでは慰安にならないと、慰安の慰安としてストリップ劇場に行った。
◆●長編 #0528 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」二 朝霧三郎
( 85行)
二 ところが翌日、またまた明子さんの運転で市民病院に行ってみると、 牛山さんはICUから出てきたのはいいのだが、 夜中にまたまた肺胞出血が進んで、 鎮静をかけられて人工呼吸器をつけられていた。
◆●長編 #0529 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」三 朝霧三郎
( 82行)
三 途方に暮れて、我々は明子さんの運転で帰ってきた。 フロントにはぼけーっとした加藤がいた。 彼に言う。「加藤君。君の熊の話ねえ、明子さんから聞いたんだが、
◆●長編 #0530 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」四 朝霧三郎
( 42行)
四 我々は、それだけの情報をもってマンションに帰ると 又温泉につかって濡れたタオルを頭に乗せた。 「まず、動機というかホワイダニットについての整理やな」
◆●長編 #0531 2019/02/15
●「長野飯山殺人事件」五 朝霧三郎
(106行)
五 それからなお二日間、我々は怠惰な湯治を楽しんでいた。 その二日目の温泉の帰り、フロイトの前を通ると、 主任管理員の猪が声をかけてきた。 「お客さんからもらった饅頭があるんですよ。食べて行きませんか?」
◆●長編 #0532 2019/02/15
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