AWC “絡繰り士・冥 1−1   永山 ” の続き 一括表示
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●絡繰り士・冥 1−1   永山   (306行)
 『冥府魔道の絡繰り士』を自称する殺人者・冥は、前辻能夫を葬り去った。  快楽殺人の徒である前辻は、秀れた殺人トリックメーカーでもあった。その才能を惜 しいと思わないでもない。が、裏切りの動きを垣間見せた彼を許すつもりは、元から一
◆●長編 #0490 2016/12/29


●絡繰り士・冥 1−2   永山   (299行)
「この邸宅は細木海彦の所有で、剃刀もこの家にあった物。本邸は二十三区内にある が、芸術家として名と財をなした細木氏は、気が向いたときにふいっと姿を消して、こ
◆●長編 #0491 2016/12/29


●絡繰り士・冥 2−1   永山   (498行)
 冥は、計画の一部変更を余儀なくされ、些かご機嫌斜めだった。  次に巻き起こす殺人は、名探偵を自称する高校生・十文字龍太郎を試すものであるの と同時に、自分とは信条を異にするプロの殺し屋をその被害者に選ぶ腹づもりでいた。
◆●長編 #0500 2017/05/30


●絡繰り士・冥 2−2   永山   (474行)
             *             *  木部逸美(きべいつみ)。それが、音無さんに化けて七日市学園に入り込み、死亡し た女性の本名だった。
◆●長編 #0501 2017/05/31


●絡繰り士・冥 3−1   永山   (471行)
「これをどう思うね?」  十文字先輩が白い封筒とその中身の便箋を示しながら云った。 「この住所のところに行ける? ちょっと季節外れでも、南のリゾート地に行けるなん
◆●長編 #0521 2019/01/30


●絡繰り士・冥 3−2   永山   (432行)
 拍子抜けする程唐突に窮地を脱し得た。僕はそう思っていた。 「客観的に云って、君の立場は厳しい」  地元警察の栄(さかえ)刑事は、四十代半ばと思しき男性で、これまで知り合ってき
◆●長編 #0522 2019/01/31



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