AWC 週刊チンポウ(5・28)        クリスチーネ郷田


        
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★タイトル (MEH     )  93/ 5/28  22:51  ( 50)
週刊チンポウ(5・28)        クリスチーネ郷田
★内容
『週刊チンポウ』刊行にあたって

 週刊チンポウ。
ふと、こんなタイトルが私の頭をかすめた。

週刊新潮と言う雑誌に似た響きであり、独得な、ちょっぴり不思議な趣があるような気
がするのは決して私だけではあるまい。
かつて私が考えたアホな雑誌名として『主婦のホモ』『子種まく人』『メンスノンノ』
と言った「想像上の」雑誌群があげられるが、新たに一冊私の脳細胞に発生しこのたび
刊行されたのが、この『週刊チンポウ』なのである。(また下らぬ事を。)
ちなみに以上にあげた雑誌はあくまでも想像上であり、実際に存在するわけではない。
当り前だっつうの。
この点、『少年ジャブン』や『少年マンデー』に似ている。週刊チンポウはかくしてめ
でたく発行される運びとなったのだ。
ところで週刊チンポウは「週刊」でありながら実は不定期刊行なのである。何故かと言
うと、作者が気まぐれだからである。そんな(どんな、だ)週刊誌(?)を目指したく
思う。

『快楽亭ブラック』なる本を購入した。
講談社、イアン・マッカーサー、2000円。
快楽亭と言うと即座に「セックス」と答えるのが現代に生きる人だが、「ブラック」と
答えるのは結構なおっさんかも知れない。
ブラックの親父もまた面白い人であった。親父さんは『ジャパン・ヘラルド』の編集な
どで知られている、日本のジャーナリズム史には必ず(?)出てくる(と思うのだが)
ジョン・レディ・ブラック氏じゃありませんか。
9月19日は快楽亭ブラック氏の命日なので、暇があれば花でも添えに行こうかなどと
思う今日この頃である。(ちなみに墓は横浜外人墓地にあるそうだ)

『BEST OF GO GRAPHICS』なる本がアメリカのネット「コンピュサ
ーブ」で発行している雑誌(コンピュサーブ・マガジン)の広告欄に出ていた。この手
の本を日本でやれば売れるのではないか?グラフィックスのダウンロードには時間がか
かるので、これは非常に有用な本である、と思う。というわけで一冊オンラインで発注
しておいた。

「本の雑誌」:日本のSFは何故元気がないのか特集にはうなずけるものがあった。
『ジュラシックパーク』で驚くのは、その協力者の多さである。
SFや小説を書くには取材から始めねばいけないと言うのは賛成だ。
また岡嶋二人やエラリィクイーン、藤子不二雄のように二つのブレインを使うと言うや
り方もある。これが多ければさらに良いものが生まれる、かもしれない。
独断と偏見に満ちた一人よがりよりは、よほど面白いものが出来るような気がするので
あった。

『カンボジア戦記』中公新書読了。しかし、クメール・ルージュは実に恐ろしいっす。
現実にあるんだよなぁ狂気の世界が。ポル・ポト、カンボジアについてはゆっくり考え
ようと思う。しかし、自国民を100万人近くブッ殺すと言うのも珍しい。
ヒトラー以上だ。

わけのわからぬ事を書いているが、私の目指していた週刊誌はこんなものではないの
だ。と思いつつ続くのだな。何かネタがあったら教えて下さい。取材もしましょう。
とりあえず、法廷でも見学してくるかぁ。




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